funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

そうせずにはいられないから

2018/09/07

「なんでそんな自転車乗ってるん?」と周りに聞かれたら「そうせずにはいられないから」と答えることにした。元ネタはマクロスFのTV版。

色々説明するのが面倒くさいし、だいたいそれで合っているから。子供の頃から自転車というものは好きだったのだと思う。が、自分のいた家ではあれこれ理由をつけて自転車を禁止されていた。

学生でどうしても自転車が必要になった際にただの通学用ママチャリであっても、自在に走れたその時間はとても好きな時間だった。無駄に遠回りしたり寄り道したり。旅先でレンタルサイクルがあると、それで市内想定のくせにやたらと遠くまで行ってレンタル屋の人に驚かれたり。

だから今、ロードバイクに乗っているのは別に自分にとっては異常なことではない。むしろ、今35歳になるようなタイミングってのが(ロードに乗り始めたのは33歳だけど)ふとした瞬間にグワッと「もっと早くにこうできてたら」というやり場のない怒りなんだか悲しみなんだかに襲われるくらいである。それで何かが変わるわけではないので、やれることは淡々と日々練習をするだけなのだが。「ここまでたどり着きたかったなぁ」って場所があってそこにたどり着けなかったとしても、どこかしらにはたどり着けるし、それを可能とする唯一の手段は、ただやり続けるだけなのだから。

最初に戻ってじゃあなんでそんな乗りたいん?ってなると、自転車というやつでどこまでも突っ走ってるのが無条件に楽しいからである。そうしない理由がない。

さて、今週は赤城山ヒルクライムに向けた減量週間1週目であった。レースに合わせて絞っていくどころか、夏休みのシンガポールで激太りしたものをまずはどげんかせんといけなくて、マイナスをまずはゼロにしないといけないわけである。

食べる量を減らしたら面白いくらい力が出ない。今週平日の自転車の練習はかなりグダグダであった。20分SST1本がもたないんだもん。

そこから徐々にものを選んで食べる量を調整してみたりして、外を走れる週末に向けて準備をしていった。

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ま、金夜ってことでクライアントと飯ですき焼きを食べてしまったが。

茅場町にある牛幸っていわゆるレトロな感じのすき焼き屋さん。値段はそこまで高くないが、味は悪くない。お店の人が料理してくれるんだけど、多分この東京下町の近所のおばちゃんなんだろうか、かなり雑だったのには閉口したが。各自の器に盛っているとすぐ器の端からしらたきだの野菜だのこぼすし、服の袖口が余裕で食材とかグラスにかすってるし、自分がオーダー通すの忘れてたのをしれっと「え、オーダーされてませんよ?」とか言っちゃうし。あのオバハンだけ酷いのだと思っておくか。