funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

「そろそろお前も主役になったら?」と言われた脇役根性の行末は

最近、父親と食事をしている時に言われた言葉。

「いいかげん主役になったらいいのに。」

僕自身が今何をしているのかっていうところであーだこーだ話していたんだけど。基本的に依頼を受けて仕事をする側だし、サイドプロジェクトでやっている2名の会社も僕はNo2の方。

っていう近況に対しての父親の反応が上記発言。まぁ、このお方は自営業でほぼ一人で純利益8000万とか出しちゃってる人なんで、お前と比べんなやって突っ込みたいところではある。

元々いわゆるリーダー気質なキャラではなかったし、そういうのに対して憧れとかも無かったので、どうも自分が引っ張って何かをやるっていうのが苦手。生徒会とかにウキウキ立候補する同級生とか、かなりキモいと思っていた。モチベーションが湧かない関係で鍛えられるだけの経験も積んでこなかったし。

あと、何かやろうと思ったら、大抵は自分である程度できてしまう自分自身の中途半端な有能さ。わりかし低い部類のコミュ力改善して、もっとうまく人に教えを請うってことができたら、緩いつながりを持った超自己完結人生を歩むことができるはずだ。これはこれで、魅力的。

何かで10人弱くらいを率いろってシチュエーションになったら、そらやってますし、やり切ってある程度結果を出してはいる。けれどもその事に対して達成感を持てないのだこれが。だから、伸ばせない。

っていう性格なので、もう敢えてNo2とかの立場における働き方を突き詰める方向で飯を食っている。最初の頃は、リーダーよりも僕の方が有能であったシチュエーションで、なんの加減も空気読みもせず叩き潰しちゃって内部崩壊とかやらかしもしましたが。

たまに、人によってはNo2とか副官とか言われるような立場の仕事の仕方を学んでおくと、自分が引っ張る立場になった時に役に立つって言う。まぁそれはそれでそうなんだろうな、と思いつつも、No2のノウハウを活かしたNo2は所詮No1.5くらい止まりになってしまうと思っている。本質的な両者の違いを埋めることは、No2だけをやっていたって無理だと思う。あとそもそもNo1になれる機会が全てのNo2に与えられるわけでもない。

とはいえ、所謂No1的な存在が絶対王者足り得ない事がいくらでもあるのが、リアルワールドの楽しい点であるということは忘れないで欲しい。

さて自分、今の仕事の仕方とかの先に自分がトップに立つビジョンというのは無い。むしろもう2〜3年くらいしたら、そこから5年くらいサラリーマンやってみたいなぁとか考えてるし。

じゃあ、偉大なるお父様に言われた通り自分が主役になるには?って考えると、まぁなれるんだよね。こんなボクでもなんとかかんとか、って感じ。じゃあどうやって主役になるかというと、自分は意識が低いので"巡り合わせ"と答える。ビジョンとかミッションとか、そういう気持ちの悪い肥溜め的発想ではなくね。

何かに巡りあった時に、今までの人生で一番自分を突き動かす衝動が湧いたものであったら、まず第一次選考突破。次いで、その対象に強力な先行者がいないことと、誰かが後からやってきても当面は逃げきれること。

っていう辺り意識して、そういうのに巡り会えたらラッキー。いい機会だし主役張ってみよう。でも、そうしなくったって生きるのは楽しいんだぜ。

anaaki-gratin.hateblo.jp