funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

連休ライドで榛名山、人生初のヒルクライム、それとあと大会2週間前

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スポーツバイクに乗り始めてもうちょいで2年。

基本は寒かったり暑かったり花粉が飛んだりしない年間7〜8ヶ月で、通勤に使用。

そしてたま〜〜〜にロングライド(平地を)。

だったんだけど、坂道好きな自転車仲間にそそのかされてハルヒル2016にエントリーしてしまった。
www.haruna-hc.jp

グンマーの民である自分からしたら、あの榛名湖までの道を自転車で登るとか正気の沙汰ではない。しかし基本正気の沙汰ではないのが自転車乗りだ、きっと僕も含め。

自転車仲間4人でエントリーしたんだけどいわゆるガチは1名だし女の子も1名いるしなので、榛名湖までは行かずに手前の榛名神社がゴールのコースである。その距離11Km。

通勤で自転車使ってた時はもっと距離があったし、数字の上では余裕かましていたわけですよ。

いやぁ、正直山を舐めていましたね、楽しかったけど。

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行きは東京駅から新幹線で輪行

念の為に指定席で車両最後部席を確保して、すぐ後ろに自転車を置けるようにした。高崎駅からは自走でハルヒルのスタート地点である高崎市役所榛名支所を目指す。なので輪行バッグや着替えを駅のロッカーに預けて最小限の荷物で出発する。

行き方詳しく知らなかったので、Googleマップで適当に選んだ道を進んだら路肩は悪いし榛名山から吹き降ろす風が強いしで、初っ端から高難易度。

出発地点で水の補給とか休憩をしてスタート。

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最初は市街地を走っていくんだけど、走ったことのある人ならわかると思うが『ヤマザキパン』。心を打ち砕きにかかってくる・・・そんな上り坂が最初の頃にあるわけ。

そんな坂とかのどかな市街地とかを暫く進むと、大きな右カーブとちょっと休める緩やかな坂、そして明らかに「山に入ったな」とわかる景色の変化。後から思えばこの序盤の市街地ステージは実は大変な部類なんじゃないか。

山に入ると、木々の間の道を走り抜けていくので、とても気持ちがいい。直射日光が当たらないし、風は気持ちいいし。

基本はダラダラと登りで、たまに急なところがある感じ。あとは疲れた人は足を復活させ、タイム縮めたい人はかっ飛ばすような軽い下りか。

個人的に心が折れたのは、件の序盤のヤマザキパン。それと9Km地点くらいの所、そして残り0.8Kmの辺り。なんだろ、復活と消耗を繰り返す自分の足の瞬間瞬間の谷間になったのがその辺りだったのかもしれない。

なんやかんやで1時間ちょいで(数えきれないくらい足をついて)ゴール。

実はこの日は自転車がとにかく不調で、ただでさえ重い鉄下駄ホイールを履いた(僕の標準装備だがw)クロモリバイク、空気入れ忘れ、更にはフロントもリアもディレイラーがイカれていて最後の方はシングルで走っていた感じだった。

それでもまぁ榛名神社までは来れるんだなと。

その先の榛名湖は確実に無理だけど。

一緒に行った4人の紅一点だった嫁は、残りの男3人よりもはるかに重い車体・はるかに太いタイヤ・・・シクロクロスをVANSのスニーカーで漕いで登頂。男子3名全員が全員驚くタイムで登っていた。仲間内では僕の自転車の不調数え役満よりもこちらの方がある意味MVPですよ。

彼女は後日、行く自転車屋行く自転車屋でその話をする度に良くも悪くも驚嘆されるらしい。そらそうか。

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焼きまんじゅううめぇ。

anaaki-gratin.hateblo.jp
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