僕はサブカルで食うようにして、ビジネスで食っている
最近、大槻ケンヂの『サブカルで食う』を読んだ。
Amazonでは「タイトル詐欺!!全然どうやったら食えるかなんて書いてないじゃないか!!」っていうレビューがあったけれど、内容としてはハウツーの側面ばっちりあるし、別にタイトル詐欺ではないんじゃないかと思っている。
- 作者: 大槻ケンヂ
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2012/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ハウツーである必要はないけれどね。この本そのものにも触れたいんだけど、今回はちょっと別視点・・・この本と僕みたいな?そういう視点でダラダラ書いてみた。
さてこの本の帯紙、
「早起きできない」
「勉強・運動できない」
「モテない」
「夏にネクタイなんかしてられない」
「でも楽しく暮らしたい」
普通のことができない全てのボンクラへ
と書かれていて、まさに自分もあてはまる。自分は本当にダメな人間だ。
だからか、大槻ケンヂみたく大成(?)はしていないが、彼がこの本の中で書いた"サブルな君"が食っていくためには?みたいなのは大いに共感するし、実践している点は多い。
とはいえ、自分はサブカルの世界では生きてはいない。それはさすがに無理だ。
でも大槻ケンヂがサブカルの世界でやっていたような生き方で、自分はビジネスの世界を生きている。大槻ケンヂが書いたようなことをもっと抽象化すると、サブカルでなくてもダメなやつが食っていく方法になるのだ。
これは間違いない、なぜならそうやって自分も食ってこれているから。大槻ケンヂみたいな実力すら無くてもね。
自分は「仕事何しているの?」と聞かれると非常に困る。一言で説明できないくらい色々やっているからだ。これは単に自分が何か秀でているわけでもないし、有名企業にそもそもに入れるほどのスペックを備えていなかったので、ではどうやって生きていくか?と考えた時に、"底の浅い引き出し"をとにかく大量に自分の中に作ることにした。
凡人が、生きるために選択した器用貧乏という名の武器 - funny rain, sweet breathing
こちらの話、似たようなことを過去の記事内でちらっと触れたんだけど、大槻ケンヂの言うとおり、中の下とか中の中で十分なのよね(大槻ケンヂは相当にご謙遜されていると思うが)。
お金についても、確かに月15万円ていうのは1つの基準になっている。その額さえあれば一ヶ月生活ができるし、浮いた分は宵越しのお金は持たないくらいの勢いで使っているどうしようもない暮らしをしていた。
今はちょっとでかい出費が控えているので、必要な15万円以外は1万円だろうが30万円だろうが余剰分を全て貯金にまわしてはいるが。
こういう生活がいつまで続けられるかわからないけれど、それでもこういう人種はこういう風に生きていくしかない。だから大槻ケンヂが色々な仕事をしているように、自分もビジネスの世界でとにかく数多くの中の下をこなし続けていくと思う。
- アーティスト: 筋肉少女帯
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1992/03/21
- メディア: CD
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