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funny rain, sweet breathing

なんてったって社会不適合者物語

最近の若者はググれないっていう話を聞いたんだけど

"若者の◯◯離れ"の一つであるんじゃないかなとは思ったんだけど。◯◯離れ系の真偽はとりあえず無視、ここでの話ではないので。

この時期、早いと春休み中から理系の新4年生は研究室配属になる。そんな学生達の話を聞いて。

研究室に来たてなので、研究室のルールとか実験機器の話、研究テーマについての説明みたいなものがまず行なわれる。高価な機器や試薬を使うし、時にそれは扱いを間違えたら本人どころか周りに健康的な被害を与えることだってあるのが理系の研究室なので。

口頭で説明すると、とりあえずうなずいてはくれる。それ以外は研究室の隅っこでポカーンとしている。"若者の自発的な行動離れ"(棒)についてはおいておいて、それ以外。

今回聞いた話は、ひと通り簡単な説明をした後に、指導係から「これとこれを調べておいてねー」と言われた学生の行動。内容は、おそらく新しく研究室に入ってきた学生がやるであろうテーマに関する、基本的な知識レベルの事柄。何か仮説を立てて調査し、考察をまとめるとかそういうことは要求していない。

その指示が出たのが昼過ぎで、午後に学生はその指示に従い動いたことになる。

夕方、進捗を尋ねたところ「見つからなかったです。」だそうで。何を調べたのか聞いたら「パソコンの中を見てたんですけど見つからなくて・・・」とのこと。

どうもその学生は、研究室の共用パソコンに入っているデータを延々ひっくり返していたみたい。共用パソコンにある程度入っていた、これまで他の学生が出してきたデータとか、あれば実験メモとかそういうのを眺めていたぽい。一方でGoogleで検索したり、論文検索サイト等から情報を引っ張ってこれないかっていう試みはしなかった。んで「ググっても出てこなかったの?」と聞かれると「あ・・・(そういうもんなんですか?)」って反応だったみたい。

何かにつけて、すぐにスマホを取り出してその場でググりだすっていうのに関しては賛否両論があるけれども、まずそういう手法を知っているっていう点で悪くは無いと思う。そして研究に関する話とか、実験器具・試薬に関する話なんて、政府が公表しない真実(爆)っていうものでもないのだからネットでいくらでも情報は仕入れられるしね。

件の学生は、探してくることを要求された情報がネットで見つかるかどうかっていうことを知らない以前に、ググる(Googleでの検索に限らず、Webで情報を探す)っていう発想がなかったみたい。

卒論をスマホで書く学生とかそういう話を聞いてると、まぁそういうことも起こるのかなぁと思いつつも、ググることの是非や何やらは別にして、理系の分野ではそれで情報がちゃんと手に入るのだからそれくらい知っておけとは思うんだよね。

まずPCの画面を見る機会、操作する機会はないけれども、スマホのそれらは圧倒的にあるってことなのかな。そしてそのスマホの画面に映っているのは何なのだろうと考えると、そこってやっぱLINEかパズドラとかそれ系なのかね? 確かにスマホじゃウェブブラウザって開かないし。FaceBookあまり使われていないっていう話も聞くし。

じゃあ"ググる離れ"した人達っていうのは、そうじゃない人がググることで大したコストをかけることなく手に入れていた情報にはどうやってアクセスするのか?っていう疑問が出てくる。・・・もしかして、それなら情報は仕入れないってう選択肢を選んでいる可能性はあるのかもしれないが。あるいは知らないなら、無いのと同じってやつか。

ネットによる検索以外で、外部からの情報を仕入れる手段て何があって、どんなものが手に入るのか? ルートはそれこそ先輩や同級生、テレビ、雑誌・・・あと何だ?まぁ、ネットが普及する前から当たり前にあったものだよね。ネットなんてそれこそたかだか20年程度の歴史しかないわけだし(一般ピーポー向けとしては)、話題になったから一瞬大勢が使い出した時期があるってだけで、一時の熱が冷めて今みたいな感じになったのかな。

サンプル数があるわけではないけれど、ググることを知らない学生っていう話を聞いてどんなもんなんだろと考えてしまった。全ての学生が同じではないだろうが、去年僕自身が会ったことのある学生で、東京理科大という私大理系では決して悪くはない大学の学生だったのだが、Google Docsの存在を教えてもらって「これは世界を変える技術だと思いました。僕もこういうのがやりたいです」と目をキラキラ輝かせながら言ってきたのがいた。う〜ん。。。

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