Cocco Live Tour 2019 "Star Shank" @東京国際フォーラム

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音の速さで退勤。東京国際フォーラムに向かう。

新譜を引っさげてのCoccoのツアー。

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東京国際フォーラムにライブを聴きに行くというのは初めて。あのガラス張りの建物の反対側にこんな空間があったとは・・・。

物販はすごく並んでいたので諦める。

ビールでも飲みながらとか思ってたけどそういう場所でもなさそうだってことでさっさと自分の席まで行ってボケーッと開演を待っていた。

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先行抽選でとった割には(?)随分と遠い席だった。

フォーラム、ライブハウスとか野外に馴染んでいる耳には新鮮な音の空間だった。これは、上品な音の響きというのだろうか。

ライブの内容は、新譜『Star Shank』がメイン。その中に代表曲を織り込むって感じのセットリストだった。定番の強く儚い者たちとか、音速パンチとか。

有終の美をまた生で聴けたのは嬉しかった。

そういうこれまでの人気曲がなくても、今回のアルバムの曲だけでも満足度は高い。今回のアルバムは、個人的な感想としては"深い"である。意味深とかそういう意味ではなく、"明るい"アルバム、"冬の"曲みたいな言い方に並列な使い方として"深い"アルバムだなと。

それにしても、過去のライブの映像と比べても(再生環境が違うわけではあるが)、Coccoの歌い方、益々力強くなってません?本当にいつ聴いてもCoccoはいいし、気分がダウナーな時はCoccoだし(気分的にもっと落ちたい時もそこから抜けたい時も)、どんなに好きなミュージシャンでも2時間3時間とライブが続くと「そろそろ終わんないかな」と思うくらいの気の短さなんだけど、Coccoはいつまでもその歌声を聴いていたい数少ないミュージシャン。