羽田空港→羽村堰・・・はじめての多摩川サイクリングロード
東京付近で、荒川サイクリングロードと並んで有名な多摩川サイクリングロード。
安全のためという名目な、サイクリングロードという名のくせに自転車歩行者道とかいうカテゴリでしかも、自転車に対してただの嫌がらせとしか思えない危険な路面も場所によっては存在する多摩川サイクリングロード。この辺のやり口はそのエリアのサイクリングロードを管理している自治体によってだいぶまばら。
けれども東京都大田区の多摩川河口、羽田空港の横から、東京都福生市の羽村取水堰というところまで53km程道が続いていて、ちょっとしたロングライドにはもってこいのコースとなっている。
荒川サイクリングロードは結構走る確率が高いのだが、多摩川サイクリングロードは行ったことなくて、梅雨の合間に走ってみた。
走る前にブログなんかを検索して道を調べていたんだけど、多摩川サイクリングロードのポイントは川の右岸と左岸の走り分け。回り道が少なかったり、未舗装の道が少ない側を選ぶように走るのがベター。だがしかしこれは初見で事前情報無しではたぶん無理。
基本的には(海に向かって)左岸。一部分だけ右岸、というのがメジャーかつ走りやすいルートのようだ。具体的にはガス橋から多摩水道橋までの区間、ここだけ右岸を走って、あとは左岸で大丈夫。府中付近の中央高速と交差する辺りで一般道を走らないと行けないのだが、よく地面を見ると剥がれかけの道案内がある。あとは自転車乗りが同じような道を走っているので、それについて行けばサイクリングロードに戻れると思う。
羽田空港国際ターミナル脇。そもそも家からここまで来るので小一時間走ってるし、天気はいいし気持ちいいしで、ちょっとこの辺サイクリングして帰りたい欲望にも駆られる。
多摩川サイクリングロードの出発地点・・・のすぐ近くの弁天橋前にある鳥居。散歩できている人や、ローディーが集結するポイント。飛行機も小さいながら見ることができる。
ネコさんも優雅に歩いています。人をそこまで警戒しないけど、近寄らせてはくれない距離感。
産業道路が走る大師橋。スタート地点からここまでの区間が、走った時は工事中で通れず、脇の一般道を通った。この橋を渡って向こうに走れば川崎。
そこから15kmくらいかな、走ってガス橋の所で近所のセブンイレブンに立ち寄り補給、神社の木陰で休ませてもらう。
田園都市線、向こうが二子玉川、こっちが二子新地。僕も学生の頃にウェイウェイとBBQをやった河川敷。相変わらず学生の屍や面倒くさそうなDQNが多数見受けられたが、使用料を取るようになってから更に整備されたのかな。昔みたいな好き勝手にやり散らかす感じがなくなってた。いいね。
右岸を走っているあたり。川崎市の多摩区とかそこら辺だったかしら。ちなみに右岸を走っている時は、その横を通る道路沿いにコンビニが頻繁にあるので補給するにはこまらないし、そこまで補給ポイントが充実しているのは(河口から上って行くなら)最後だったかも。
河口から40kmくらいかな。中央線。周りはかなりのどかで静か。立川を超えた先なので、離脱して中央線で帰るとかならこの辺で終了だと思う。
そしてゴールの羽村取水堰。
ここから更に先に阿蘇神社というのがあって、裏ゴール的な扱いになっているんだけど、到着したのが夕方だったので今回はここで終了。1km弱のところにある青梅線羽村駅より輪行して都内に戻った。
多摩川サイクリングロード、とても細い道に対面で歩行者と自転車が移動しているのが基本なので、スピードを出して走るような場所ではない。stravaを見ていたら40km/h以上出してるのもいるんだけどアホかと。
走りやすさでいったらやっぱり荒川サイクリングロードに軍配が上がるが、景色が単調な荒川サイクリングロードに比べて湾岸部から多摩の方に至るまで徐々に変わっていく景色なんかを楽しみながら走るのが多摩川サイクリングロードの醍醐味だろう。まったりと週末に自転車に乗るならば楽しいコース。
ゴールの羽村取水堰より先、多摩川をたどっていけば奥多摩湖とかそっちの方まで行ける。この辺りまで来るとヒルクライムな要素も出てくるので、近いうちにそういうちょっとハードなコースも挑戦するつもり。あの辺、山登りでしか行ったことないんだけど、確かにヒルクライムのトレーニングしてる人とかたまにいた。