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funny rain, sweet breathing

なんてったって社会不適合者物語

人生は短い、だから遠回りしよう

雑文

Le sentier de l'Obiou

特に座右の銘とか何かを決めているわけではないが、これは常日頃心がけている。手帳に書いておいたり壁にでっかく印刷して貼ったりとかはやらないけど、寝る前に歯を磨くくらいの心がけってところ。

スピードとか密度っていうのは自分の仕事先でもよく言われる話で、まぁ確かにそうだしそうでもしないと巨大なる先発企業に勝てないっていうのはあるので仕方がない。ダラダラやってたってつまんないしね。

だがしかし、スピードスピード言ったって出せない時は出せないし、出せる度合いにだって個人差がある。そして密度もリンク先の記事に書かれているように、時間を半分にしたければその難易度は4倍だ。っていう法則は確かに存在するので、僕は会社で発せられるこういった言葉に関しては成長の足を引っ張らない程度に従うことにしている。

幸か不幸か、時間半分にするために4倍に膨れ上がった難易度を普通にこなせてしまう超人とか、「この部分は間に合わないね、後にずらしてくんない?」としれっと笑顔でしかしその理由は理にかなう感じで言える人とかばっかなのであんまり問題はなさそうだ。

スピードっていうのは、ただとにかく圧倒的に短時間でこなすっていうそれを目的とするものではない。結果としてのスピードであるし、その手段としてただの閃きをそのまま形にしようとしたり、綻びは後からどうにかしたらいいじゃんっていう残念な結果に全力で邁進してしまうわけだ。

「優先順位的にさぁ、これは間に合わすからこっちのは次に回そうよ。」というアイデア、その優先順位を見極められる人や、勇気を持って延期という選択肢を合理的に選べる人であることが本質的にスピードを上げることにつながる。稚拙なものをとにかく、というのは別にリーンスタートアップな考え方とは天と地ほどの差があるし、精度高く目的を達する場合には実は不要なものまでやろうとしていることだってあるからね。

もちろん、超切羽詰まった開発案件なんかでアジャイルだの何だのなんて拘らずガッツリとウォーターフォールで1〜2週間詰めるっていうのはあるしそういう時のスピードっていうのはまた別物。それでも求められるのは優先順位を決める判断力と落とすものを決める決断力、そいつらの背後で存在する膨大な思考をきっちりさばく演算能力は必要だけど。

というわけで、スピードっていうとどうも高いスキルが必要に聞こえてくるがきっと高いスキルが必要だ。

だけどそれを手に入れるのは焦らず、これすら遠回りがいいんじゃないかと思っている。「3ヶ月で◯◯◯ができるようになる!!」とか細かいプロセスをやってくれるようなツールや手法という下駄を履いて身につけたスピードは、所詮下駄でしかないし。

スピードってのは、それを身につけるためにはその真逆に見えるようなことでもやらないといけないタイミングからは逃れられないのだから。

って考えると最近の風潮として、そういうのから目を逸らしまくれる環境が充実しすぎていて素敵ですね(皮肉)。

anaaki-gratin.hateblo.jp
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