日本の家電が廃れて車も大変というけれど、それでも未来は面白いと思う
確かにCEATECの出展内容って凄く変遷している。例えば数年前、CEATECでも3Dテレビなんかがかなりプッシュされていたが、今でも同じくらいの温度感でプッシュする人間ているのだろうか?みたいなね。
上記リンク元の記事では車系展示の勢いが書かれている。
一方で、こんな記事も。
で、CEATECで今年はというと、やっぱロボット系が目立った。あとはあまり普段の生活に馴染みのない、B to CよりもB to B寄りなものが多かったんじゃないかな。なんやかんや太陽光系も、接続箱とかそういう裏方(?)なものでも賑わっていた。CEATECで出ていた車とかいっても、これまでのいわゆる乗用車ではなかった気がする。そういう展示はむしろ減っていたはず。
ロボットがこれからどんどん出てくるのは、自然な流れだし、もっと流行っていいと思う。生産設備だけでなく、医療や介護にもっとロボット技術は普及して欲しい。そうしないと一部の「医療や介護にロボットだと!?人の暖かみがだなぁ・・・」っていう変なプライドを持つ人達によって廃墟にされてしまう。
ロボットに関してはソフトバンクのPepperなんかを見る限り、『人工知能の父』であるMarvin Minskyが言っているように、"ロボット工学のエンターテイメント化"という危険は未だにはらんでいるのだろうけれど。
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン,吉成真由美
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/12/06
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そして車。
1つ面白い話があって、PC系の製品や部品を作っていた製造業の会社が、PCから離れて自動車に目をつけだしているそうだ。それとCEATECに出展されていたような次世代のコクピットなんかに繋がっているのだろう。
自動運転しかり各種パーソナルモビリティしかり、これまでの自動車の延長線というよりは、自動車のパーソナルコンピューター化というか両者がひっつきましたというか。
そういう視点で見ると自動車って楽しいんだけど、多分自動車業界ってそういう方向に潔くシフトできないんだろうなーと部外者として勝手に思っている。テレビのCMとかを見る限り(それがパンピーにとっては最大の判断材料だろうw)、今の人達の車に対するイメージや、新しい技術をもって進歩していく気が全くしないし。未だに、ただただ車にのってドヤ顔で運転してりゃいいと思われているような。
さっさと、自動車っていうものがスマホやPCのようなものになってくれたらいいのにな。
そういうパーソナルなものも存在して、一方でとにかく移動っていうものにより特化して効率的な移動を実現するものも生まれたらいいよね。