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funny rain, sweet breathing

なんてったって社会不適合者物語

OK GoのPVに出てきたHONDAのあれに乗ってみた、それと勝手な未来妄想としてのパーソナルロボット


OK Go - I Won't Let You Down - Official Video - YouTube

見た目としては動く椅子(?)なHONDAのUNI-CUB βです。人と同じ幅くらいのコンパクトさを追求したデザイン、コントローラーを使わず体重移動による移動と方向転換、HONDAの誇るバランス制御技術により一輪車でありながら転倒しにくい造り。


Honda|UNI-CUB(ユニカブ)

まだ販売用の製品ではなく、お台場の日本科学未来館でのテストや希望する企業への有償レンタルのみとなっている。名前にもβって付いてるしね。

今回こいつに触れる、というか乗れる機会があったので短時間ではあるが堪能してみた。HONDAとしてもまだ事業化という点では定まっていない点が多かったり、自分達も困っている点は山のようにあるようだが、とりあえず2020年の東京オリンピックパラリンピックの時には当たり前のように東京でこのUNI-CUBが走っているようにしたいという野望を持っているとのこと。

IMG_4068
近くで見るとこんな感じ。とてもコンパクトで、曲線の可愛いデザインではあるが、25kgほどあるので持ち運びは大変。

写真では下の部分、銀色のパーツがスタンドとして立っているが、動かす時はこのスタンドが90度回って足置きになる。

動かし方は体重移動。体重移動というか、座る部分の軸と自分の体幹のラインを繋げた巨大なジョイスティックを操作するっていうイメージ。体を傾けるといっても、腰から上を横に曲げても動かない。本当に自分自身が操作用のスティックになる感じ。あくまでも体全体の軸を移動したい方向に軽く傾けることで、UNI-CUBは動く。乗っている人を見ていても、体はだから傾いていない。

なんとなく本能として、そしてスノーボーダーな関係で、まわる時に体を左右にひねってしまうのだが、それでは動かない。回ってくれない。ここは前進はともかく、旋回に関してはからだのひねりで操作できるようになって欲しいと勝手に思っている。

速度は最高6km/h。慣れるとすぐに最高速までもっていける。6km/hっていうと歩くよりも遥かに早く移動できる。

このUNI-CUB、去年のCEATECとかで乗ることが出来たみたい。平らで広い屋内の移動っていうのにまずは当てはめて活用方法を模索したいみたいで。(まだ防塵防滴の関係で屋外はダメ)

あとはこれを使いたい人って、例えば足腰の弱い高齢の人や怪我をしている人っていうのが浮かぶんだけど、万が一転倒したときや衝突の危険がある時に自分の足で踏ん張れる人でないとちょっと・・・との事だった。

ものがものだし、作っているのがHONDAっていう大企業だからそこは結構シビアになってしまうみたい。でも、そこで一番わかりやすいニーズとシーズがマッチしないのよね。

HONDAの担当の方によると、一人一台っていうのよりも例えば博物館とかそういう場所に来て、そこで使うっていうので普及させたいそうだ。

で、ここからは僕の妄想。

僕としてはこのメカは、高い走破性能と自走機能があるといいんじゃないかと思った。そうすると、パーソナルコンピューターならぬパーソナルロボットになり得る可能性があるんじゃないかと。

僕としては、こいつは人が乗って動かなくてもいいと思っている。

例えばバンドマンが大量の機材や楽器をキャリーで運んでるけど、手ぶらな本人の横を荷物を積載して自動でついてくる・・・みたいなのでもいいんじゃないかな。もちろん本人が乗ったっていいし。人は乗れるし、荷物も運んでくれる。そうなったらこいつは凄く面白いものになると思っている。

行き先をスマホから入力したら先導してくれるとか良くないかな?

一緒に外を歩いていたら、例えば防犯的な使い方だってできると思うし。センサで周囲をスキャンしていたら、例えば死角になっている曲がり角から飛び出してくる車を察知できるかもしれない。後ろから怪しい人物が近寄ってきたら、スマホに映像を飛ばして振り向かずとも自然に確認できるかもしれない。警報だって出せるしね。それくらいの機材ならそんなに重量も容積も取らないだろうから。

人が乗って移動するっていうところから思いっきりぶっ飛んだ所を見ると、すごく可能性があると思うんだよね。

極端な事を言えば、戦場における無人ドローンのように使えたり、哨戒任務だけでなく兵士のお供にだってなれるはず。あるいは、実作業はできずとも、福島の原発放射線レベルが高くて人が入り込めないエリアの調査とか。

最近だとPepperにみんな飛びついているけれど、あれはロボットの進化として間違っていると思っている。オープン・アーキテクチャと言ったって、結局搭載されたセンサで盗み見たその家の情報をもとに反応を返したりインターネッツに繋ぐだけだもんね。会話をしてくれるとか、反応があるとか、そういうのばかりしか見えないと、ロボットの未来ってすごくつまらないものになると思っている。

喋らなくても、感情を模した動きがなくても、常に人に寄り添うロボット。

まーあくまでもUNI-CUBは今のところ乗り物だし、それを見て僕が勝手に思ったことなんだけど。ただ、パーソナルモビリティだけでなくパーソナルロボットのあるべき未来も隠れてるとは確信している。

ホンダ イノベーションの神髄

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