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知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

【ロードバイク】レース: ツール・ド・かつらお 2019 2days 1日目

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たまにレースで会う知り合いに教えてもらって、軽い気持ちでエントリーしたツール・ド・かつらお。花粉明け、2019年1発目のレース。最後に外を走ったのは1週間前のサイクリング30km、その前は3月上旬の江ノ島サイクリング。サイクリングしかしてない。

あとになって情報を収集し始めてみたら、なんですか、このレベルの高さ。裏全日本だの、日本屈指の難コースだの、もともとJETのE2以上しか出ちゃいけない的な制限あっただの。

とはいえエキスパートなカテゴリではエントリーしていなかったので速攻ちぎられて足切りとかにはならないだろう、ならないといいなーと思い当日を待つ。花粉と疲労と家のバタバタでろくに練習ができない日々が3月後半から続いていて、しまいに風邪なんだか花粉症なんだかよくわからなくて結局風邪だったんじゃないかという体調の悪さで当日をむかえる。

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朝の8時過ぎに東京を出て、首都高を抜けて常磐道磐越道で福島まで。トータル270kmくらいの長い旅路。渋滞はなく、順調に高速を走る。到着したのが13時前で、この日の最初のレースであるエキスパートクラスの11km×3周の選手招集が始まる手前くらいのタイミングだった。高速降りてからの道は、途中で桜の名所があるようで、そこに向かう車で交通量が多かった(とはいえ渋滞とかではない)くらいで、順調に進めた。何箇所かコンビニはあったし、ガソスタも。

受付でゼッケンと計測チップを受け取って、自転車組んだり着替えたり。みんなガチだなと思うのは、ローラーでアップしてる選手の多さよ。そしてクズだなと思ったのは慶應大学の学生達が自分たちの車を止めた周囲の駐車スペースを専有して荷物置いたりローラーやってたところ。車の前じゃなくて、車停めるスペースね。まだ駐車場に入ってきて停めたい車もいたというのに(自分たち含む)。

エキスパートクラスのゴールが予定より後ろになったようで、それ以外のカテゴリの人たちは思ってたよか選手待機場所で待たされた。隣にいた選手が「この時間、一番嫌い」って言ってて、すごくわかりみだった。

初参加、ノー試走で当日を迎えたわけで、所謂ロードレースと呼ばれるレースに出るのは去年のジャパンカップに続き人生2度目とかなので、とにかく周りに迷惑かけないように集団についていくのが目標。登りがそこそこにあるし、為す術もなく置いてかれることは無いかなとは思っていた。同じくらいの貧脚素人レベルの中なら、自分は周りより登れる(気がする)のが強みです。下りは遅いけどな。

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レースは最初に登り始めるあたり、スタート/フィニッシュ地点前の緩やかな部分超えた先がリアルスタート。それでも位置取りで結構みんな動いていて、ここで中切れ起こしたら格好悪いので頑張る。地味にこのリアルスタートまでの間って嫌いだったりする。

周回コースに入ってすぐに登り始める。アップしてない身としては1周目で上げていくしかなかったのだが、登りであまり周りのペースが上がらなかったのでどうにかその目的達成。そして登り終わるとダラダラと下っていく。ダラダラとした下りだけど、初見コースで下り下手な自分はどんどん抜かれていく。が、下った先が細い道なのでそこで追いつく。この細い道のところは完全にサイクリングペース。ありがてぇ。

なんてことを2周。

徐々に千切られ組が出てきて人が少なくなってくる中、とりあえず第1集団に食らいついて2周。3周目に入るところで、コース取りが悪すぎて登りのイン側で一瞬とても急になるところを「ヤバ」って思って慌てて踏んだら足攣った。足切りポイントのY字路的な部分の脇に突っ込んでしまったわけ。これは完全に自分のミスだった。なぜイン側にいたし。

走れないわけではないけど踏んだら完全に走れなくなりそうで、せっかくついて行けてた第1集団から3周目の登りで引き離され一人旅開始。出せて200W、 体重3.5倍くらいのヘロヘロなペース。エキスパートクラスでもないし、あの集団以外は、あの集団から落ちていった人たちが散り散りに走っているだけなのだろう。大きな塊はなく、普段なら絶対に抜かれなさそうな感じの人に抜かれたり追いつかれたりしつつゴール。最後なんてゆるい下り基調なのにアウターが踏めなかった。

自分のふくらはぎがピクピク動いてるのを初めて見てそれはちょっとおもしろかった。ゼッケン止めてる安全ピン外して攣ってるところに刺すと治るってのが本当かどうか試してみたくなった。

結果は年代別で真ん中気持ち上、エキスパート以外の全員の中でもそれくらいなのかな。

体調不良だの疲労だのあったけど、まぁ自分の実力じゃこんなもん。足が攣らなかったら最後まで集団についていける体力ゲージはあったけれど、体がそれにはついて行けてなかったし、もっと事前にマグオン飲んでおくとか行きの車で水分ちゃんと摂っておくとかできたわけなんだからね。そういうのも含めて自分の至らない実力でございます。

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レース後は自分はエントリーしなかったTTを眺め、夕方から2日目の28kmのコースを試走。

イオニアのサイコン設定用のiPhoneのアプリがクソもクソでさ、例えば電池容量が178%とか出たり、サイコン認識しなさすぎてiPhone自体を再起動とか要求するんだけど。事前にダウンロードしておいた地図を表示させたくて画面表示項目の設定いじってたのだがそれがサイコン側に反映されなくて、ルートラボの地図をなんとなく覚えて走り出す。そしたらやっぱり知らない道だから間違えまくるし、夕方になって山から降りてきた猿に「お前なにしとん?」て目で見られるし、暗くなってくるし、お腹空いてくるしで半分くらい試走して引き返す。

そこからホテルを予約している郡山まで移動。45kmくらいだったかな。

ホテル着いて荷物置いて、まねきの湯という温泉に向かう。内湯はぬるくて物足りなかったが露天の方がいい感じの温度でリフレッシュできた。置かれていたのがしょぼいリンスインシャンプーだったので髪の毛はゴワゴワになってしまった。 入場料が700円の、バスタオルとフェイスタオル借りて1200円行かないくらいだったので値段は悪くない。中の支払いはリストバンドのバーコード読ませて、最後に一括精算のスタイル。

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郡山駅前をフラフラしつつ、適当にお店に入る。コンセプトは炭水化物と塩分。エネルギー補給と多分ミネラル的なサムシングが不足している気がして塩分。そういうのよりも単にしょっぱい物を体が欲しているそんな気分。

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たまたま見つけて入ったお店が名店だったらしい。中華そば ますや。これがうまいったらありゃしなくて、この日の収穫はこの中華そばかもしれない。縮れ麺がよく合うスープ、サイズ大きくて旨味のあるチャーシュー。黒醤油というのを使っているらしく、多分そのおかげのなんとも言えない香ばしい旨み。最高かよ。

で、帰りにコンビニで疲労回復系のゼリーとかを買い込んで注ぎ込んでパブロン飲んで力尽きる。痰のからむ咳が続いていたんだけど、これだと飲むのパブロンではないだろと今更思った次第である。咳止め買っておけば良かった。


以前体調不良で寝込んでいた奥様の父君にルル ローヤルを3日くらい注ぎ込んでいたらみるみる回復していたので、自分も2〜3日大盤振る舞いでこのルル ローヤルを飲んでいたんだけど、これが一番効いたかな。アミノ酸系のゼリーとか最近色々出ているけれど、そういうのよりも。あと珍しくショコラBBハイパーが効かなかったので、それなりに体はやられていたのだろう。