funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

普段自分が「これが今の限界」って思っているレベルが実際はそうではなくて、もっと上のものを容赦なく無慈悲に引っ張り出されてしまう

2018/4/13

13日の金曜日

午前中に時間があったので、そして夜は飲みが入る予定だったので自転車練習は朝ローラー57分。

なんとなく、後輩の育成に関して悩む。日々の業務はもうどうでもいい、いつも通り淡々とこなせばいい。悪いけどそれで一定以上のクオリティは出しているので。そしてそれ以上のクオリティは、2年近くはした金みたいな額しか支払ってこなかった連中に対して出してあげる義理はない。

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ボチボチ榛名山まで残り1ヶ月となってくるので、そしてハルヒルが終わった頃にこの会社にはもういない予定なので、どん八を食べておく。でも何だかんだ言ってまた来ちゃうんだろうなぁ。

相変わらずのSサイズであるが、もう一度、せめてMサイズは挑んでおきたい。

hamarepo.com

夜に、会社の全体会議でやたらと長い社長のありがたいお話があったんだが、"総力戦"という言葉を使っていて「あちゃぁ」となった。

anaaki-gratin.hateblo.jp

2018/4/14

前夜の帰りが遅くて昼前まで起きられず。

飛び起きて自転車用意して走り出す。

anaaki-gratin.hateblo.jp

気になっているホイールの試乗というのもあったが、とても久しぶりに外を走ったので色々と確認。家でローラーを回している時と違い、ペースは一定ではないし速度も心拍数も上がったり下がったり。そういう当たり前な状況を体に思い出させる。

あとはダンシングの練習。最近読んだ雑誌の記事を意識して、シッティングとダンシングで体の使い方を極端に変えないように注意深く体を動かす。

確かにホイール効果はでかいけど、そうでなくても最後に同じコースを走った2ヶ月前に比べて身体能力もちゃんと上がっている気はした。

雨が降りそうなので飛んで帰る。奥様は髪を切りに池袋に。終わったら合流して行きつけのラーメン屋に行こうと思っていたが、スープが無くなったのか閉店してしまっていた。ので、他のラーメンを食べるのは負けなので方針を変えてたどんに。

焼肉丼たどん

+200円の肉増量にしたのに、「こんなに肉少なかったっけか?」って量でちょっと不完全燃焼。

帰宅してお替りの3本ローラーを40分。思ったよか疲れていたみたいで、メディオ走やろうとしたら無理だった。

夜に久しぶりに銭湯。体重測ったら、多分成長期終わってから最軽量、初の50kg台到達。あれだけストレスで暴飲暴食暴煙してた割にはいい感じに減量できている。自転車乗っててパワーダウンは認められないし、それどころかちゃんと出力は上がっているので今の所体作りは順調。

2年前に初めてロードバイク、DE ROSAのIDOLを買ってシェイクダウンで荒川サイクリングロードを走っていた時。面白いくらい軽快に走れるのでテンション上がって、ペダリングの技術なんてそんなもの知らなかった頃だったが(そういうのは去年の夏頃まで考えたことなかった)、調子に乗ってぶん回していたらその帰りに膝が痛くなった。

去年の夏に、たまたま遊びに行った自転車屋さんで中古の非常に状態の良いTIME ZXRSがあって、ミーハー魂が燃え上がって即決で購入。シェイクダウンはヤビツ→宮ケ瀬→相模湖→大垂水峠っていうロング錬だった。平坦も、登りも、下りのコーナリングも全てがシャープで調子に乗った。が、実は途中で完全にガス欠で脚が売り切れた。

そして今回、フルクラムのSPEED 40Cに試乗して調子に乗って走っていた。家に帰ってきたら走行距離からは考えられないくらいに疲労していた。

どのタイミングも、自分の限界までの力を存分に活かしてくれる機材に出会ったというよりは、そいつらに強引に、普段は出そうとしていなかった強度で自分の力を引きずり出され、吸い上げられていた感じ。で、ボロボロになる。

そういう経験が自分をもっと上に引き上げてくれるわけではあるのだが、最初のうちはしんどいさ。だって普段自分が「これが今の限界」って思っているレベルが実際はそうではなくて、もっと上のものを容赦なく無慈悲に引っ張り出されてしまうわけだからね。つまりそういうレベルまで強度を上げた状態に自分を置かないと、もっと先へなんて進めやしない。

自転車なんて機材の性能っていうパラメータが存在するスポーツなのだから、良い機材とはそういう風に使うべきであるし。

こういうのって自転車だけじゃなくて、例えば仕事でも、快適で脳汁溢れ出るような環境で仕事を楽しくやっていると思ったら、後でボロボロになったみたいな事があるわけ。ブラックな環境での消耗ではなく、持っているけれども普段は使わないようなレベルの力を無意識に使ってしまう/引っ張り出されてしまう状態。

でもやはり、そういう場所で仕事をするっていうのは、自分自身の成長にはとても大きい。

だから自分にフィットした場所や、ちょっと息苦しいけど慣れてるしここでどうにかしてみようって思う場所よりも、尊大にもっと上の環境に身を投じるっていうのは大切なんだろうな。

っていうことを思うと、後輩を育てるっていう点でもこの理屈をどうにか応用して進められないかなと悩む。

育てる対象が意識しないけれども潜在的な力を引きずり出されてヘロヘロになってくれたりっていう仕掛けや伝え方、振り方。そしてそれができるくらい自分自身も底を深めないといけない。相手の持ってるものを全部引き出すなら、こちらもそれを全部喰らってやるくらいにならんとな。