【ロードバイク】ある種のチートパーツ、GOKISO ワイドフランジ50mm カーボンクリンチャーを履いてきた
GOKISOホイール、SOYOラテックスチューブ、Continental Supersonicというどこかで聞いたことあるような構成のホイールである。
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ソーヨータイヤ(SOYO TYRE) ラテックスチューブ LATEX TUBE W700×23~~25C 仏式
- 出版社/メーカー: SOYO TYRE(ソーヨータイヤ)
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総額50万超え。
そんな装備の試乗会に参加してきた。
ミーハー魂に従うならばリムハイト38mmを選べば、フレーム含め完璧なわけであるが、50mmのディープリムなんて自分じゃ絶対買わないが見た目の格好良さで言ったら抜群なので50mmを選択。
ディープリムの格好良さといったら。
ホイール前後セットで多分2kg超えという鉄下駄クラスである。普段値段の割に軽さだけに特化したMavic R-SYS SLRというゆとりホイールを履いているせいで漕ぎ出しがとてつもなくしんどい。
が、一旦スピードが出てしまうと、たしかに異世界だ。
時速40kmくらいまでの到達時間の短さ、そこから先時速50kmまでは余裕の伸びしろがありそうな感じ(実際そうだった)がそんじょそこらのホイールじゃあ体験的そうにない。下りで足を回しまくると怖いくらい加速する。
都内の道で試したのでそこまで踏み込みまくったり、コーナーをシビアに攻めたりはできなかったが、GOKISOホイールの凄さというのは体感できたかと思う。
全てのホイールを過去のものとする・・・ということにはならないだろうが、ツール・ド・おきなわ強豪達がこぞって使用しているという点で説得力は大きくなっている。50mmは流石に重すぎたが、38mmなら今の自分でも使えるんじゃないか、そしてオールラウンド性を求めるのであればリムハイトは38mmだろう。
GOKISOホイールとは、ぶん回すと最強とも言えるかもしれない。ぶん回せる脚のある人間が使うと恐ろしいチート性能を発揮する。まるで競泳のSPEEDO社のレーザーレーサーだ。
じゃあそれよりも貧脚な人間はGOKISOを使わないほうがいいのか?となるとそこは個人の好みだと思う。脚力や脚質、スキルにマッチしたホイールを使用するのがベストではある。が、身に余るブツをものとしていく過程というのもそれはそれで乙なものだろう。そういう点ではただのミーハー魂で買ったTIME ZXRSなんてその極みだけれども。
個人的にはMavicのCOSMIC ULTIMATE USTが欲しいなと思っているのだが、発売時期が未定になってるし。MavicはエグザリットモデルのUST化も苦戦しているようだし今のところ。となるとCOSMIC ULTIMATEのUSTもまだまだ先だろう。BORA ULTRAはみんな使ってるからというだけで使いたくないし。
マヴィック(マヴィック) コスミック プロ カーボン SL クリンチャー MAVIC COSMIC PRO CARBON SL RR M-25 リア ホイール
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例えば今50万握りしめてGOKISOのS-spec 38mmを買って、数年かけてものにするっていうのは個人的にはアリである。が、見た目の点でGOKISOはMavicのCOSMICシリーズに到底叶わない、これは大きい。あと人によっては例えばGOKISOハブにENVEリムで組むのが最高、みたいな意見もあって、GOKISOのハブは最強だけどリムは・・・?って感じ。ブレーキ性能なんかはCampagnoloに到底敵わないだろう。ハブ性能に振り切っているのがGOKISOと考えると、そういう振り切りを大切にするか、総合性能で判断するかというのはもう個人の嗜好になるんじゃないかな。総合性能だったらもうCampagnoloかMavicしかないと思うけど。
個人の嗜好とはいえ前述した通り、強者 is 正義ならばもうGOKISOしか選択肢はないわけだが。
GOKISOホイールは完組だとスポークは首折れのCX-RAYのようなので、ホイール手組みのスキルが高い人やお店につてがあれば張り直しなり組んでもらうなりができる気もする。