funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

味方を背後から撃ちそう系男子の正しさ

2018/1/29

どんよりと開発。

自分が例えば明後日くらいに会社を辞めたとして、後任が入って自分のコードを見た場合、自分が3ヶ月前より昔に書いたコードを見られたくない。自分でも自覚しているくらい酷い。やれるなら全てリファクタしたいがそんな余裕もなく。正直昨日書いたコードですらもう書き直したいくらいだし、それくらい日々勝手に成長できてるという点はポジティブに捉えている。

・・・成長っていうか極度の飽き性なので同じことをできないっていうのも大きいが。車輪の再発明を自分でグルグルやるだけで回る部分もあるんだけど、その方が多分"効率的"で"合理的"になるようなケースもあるんだろうけど、ダメだ。

開発チーム全体として、リファクタしたいしこの時期はそういう時間にしたいと話していたのを潰されてしまった2017年の春先なんてこともあった。

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気分転換に横浜中華街付近にある和樂 SOBA Diningで一人ランチ。ここ、程よいボリュームと、とても人柄の良い店員さん、そして13時以降にランチで来たらコーヒー1杯サービスとあってたまに来たくなるお店。ついでに喫煙席もあるからね。基本使わないけど。柚子の香りがたまらない温そば。ランチの丼セットは他に鴨つくね丼やら天丼やら親子丼やらカレー丼も選べる。

悪い空気は伝染するのか、こちらも実は感染していた側なのか。

最近の職場の空気の悪さっていうのが(これは物理的に劣悪な空調・換気ではなく雰囲気としての)、実はそれなりに蔓延しているんじゃないかと思い始めた。開発スピードというか、熱気というか、そういうのが明らかにどんよりねっとりとした空間を進んでいるかのような感じであるし、ボソッと口から出る言葉にそういう印象を感じることがたまにある。

全員ではないが、自分がよく絡む人達、一番いろんな状況に振り回されてる人達がそう。

開発と営業のバトルみたいなのは良く耳にするが、自分が置かれている環境では、プロダクト開発 vs 事業開発っていう構図が水面下で生まれている気がした。

自分は開発の側なので開発の肩を持ってしまうことにはなるのだが、それでも事業開発の人間に「お前さ、あーだーこーだ言うし客先にも大風呂敷広げてるけど、いったいどれくらい開発中のサービス触ってみたの?」と突っ込みたいわけ。

そんな事業開発の人が社内SNSでこんなことを書いていた。

"いよいよ会社が厳しくなってきた、面白くなってきた"

この文章を見た時に直感的に「あ、この人あれだ、味方を背後から撃つタイプの人だ」と感じた。普段から「会社の理念にそぐわない奴はどんどん切って、忠実な人間だけ集めていけばいい」って全体ミーティングで発言しちゃう系男子なのでしゃあないんだけど。氏のそういう発言じゃなくて、それを放置と言うかさも当たり前のように聞いている経営陣を見て「やっぱそういう人達なのね、どこまで言っても、どこまでいい顔するようになっても」って思ったけど。

盲目的な従順さと勤勉さ・・・創業期や成長期には必要な人材ではあるが、オープンな雰囲気を出しつつ本音はそうで、それが当たり前で、それ以外の可能性を否定するのがベンチャー企業の通る道として免罪符になるのであれば、自分はベンチャーなんてものに二度と関わりたくないなと思う。まぁだから今の会社は離れようと強く強く思っているわけなんだけど。

自分は、別に会社に愛される生き方をしたいわけではないので。

で、そんな味方を背後から撃ちそう系男子。味方を背後から撃つのであれば、それは同様に自分も背後から撃たれる可能性を生み出すわけなんだけど、多分そういうことは考えた事が無いんだろうなぁ。それしか勝ちパターンを持っていなくて、運良くそれで今までは生き延びてこれてたのだろうなと思う。まぁ、結局生き残った者が正しいベンチャーの世界なので、それが"正しい"のだろう。正しさなんて、そんなもん。

僕は、そんなそんな彼が思いもしない、自分が逆に背後から打撃たれる姿を見てみたいなぁって思う性格の悪さだけどね。

荒んできたので、ちゅんちゅんと和んで終わりにしようか。

ちゅん
中華街から山下公園までランチ後の散歩で。