funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

さらばスタージェット、そしてディズニーって親子連れにはレベルが高い場所で親は常に試されているし、何だかなぁって親多すぎって思った

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最後に乗ったの四半世紀くらい前だけどな、自分の場合。

乗り物酔いが酷くて、特に回転系のアトラクションは厳しい。富士急のトンデミーナくらいまでいくと、酔うけど乗ろうってなるんだけれども。

いやぁディズニーさん、トゥモローランドの冷遇酷くないすか? とか思うわけですよ。トゥモローランドに配置できるようなアトラクションのネタになる映画が少ないっていうのもあるけれど。ファンタジーランドの侵食どころか、新エリアは美女と野獣・・・だと!? 1作品で1エリアにしてしまうところがびっくり。未だにプーさんのハニーハントが相当混んでいる事を考えると、ディズニーに必要なのはこういうファンタジックで緩いアトラクションなんだよなぁと納得はしてしまうのだけれど。

スタージェットが最後ということで東京ディズニーランドに行ってきた。3連休の中日にディズニーに行くというある意味暴挙ですよね。とにかく混んでいた。最後ということはあるが、普段ちっとも待たなくていいスタージェットが90分とか100分待ち。その日はビッグサンダーマウンテンやイッツ・ア・スモールワールドが休止していたり、夕方からスプラッシュマウンテンが止まっていたり色々ヤバメな日であった。列に並んでいるタイミングでカリブの海賊も止まったし。人気で人が集まるという点で、それなりの人数をホールドできるアトラクションが減っているわけですよ。そりゃ他のところが更に混雑しますわよね。ファストパスはスペースマウンテンのやつしか取れなかったし。

お昼はどのお店も大混雑で、一体何の行列かと思ったらポップコーンだったとかもザラであったので、一旦園を出てイクスピアリで食事をした。移動時間含めてもこれは賢い選択だったと思っている。

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で、そんな大混雑のディズニー。

大学生が大量発生するキャンパスデーな春先とは違い、家族連れが多い印象を受けた。ベビーカーも、歩けるけれどもまだ未就学児童くらいの子もたくさん。連れてきてる親は大変だろうな―って最初は思っていたんだけど、子供やまわりに対する配慮の出来ない親が随分と目について何だかなぁと。

人混みの中を小さい子と手を繋いで歩く親。反対からもたくさんの人が歩く中で、すれ違えるスペースは人一人分。そこを親がガンガン通ろうとすると、その親と手を繋いでいる子供の通り道は無くて、反対方向から来る通行人に平気でぶつかるわけ。自分もぶつかられたけど、1度は手に持っていたスマホに、もう1度は肘に子供の顔面が直撃していた。別に自分が対向する人間に一切スペースを譲らずに歩いているわけではなかったが、自分達もまともに歩けないし道を開けられるスペースが無いような人混みで、反対から突き進んでくる人間一々ケアしながら歩いてもいられなかった。で、こういう時に痛い思いをするのは他の歩行者とぶつかる子供であり、不快に思うのはぶつかられた側である。親は、そもそもそういう事が起きていることすら気付かなかったりする。何しろ自分はそこを通行できているからね。

或いはベビーカー。

狭いし混んでいて移動が大変なのはわかるが、どうみても強引な方向転換やベビーカーを押している親が別の方向向いていたりして他の人にぶつかったり足を轢いたりする。不快に思うのはぶつかられた側だし、それでベビーカーが万が一にでも転倒したら痛い思いをするのは乗っている子供である。そして当の親が、明らか彼らが悪いようなシチュエーションでぶつかっていても謝ることが殆ど無い。ベビーカーを押す際に、特に曲がったりする時に必要な面積とか想像できないのだろうか。いくら周りが気をつけていても、逆側がまったく考えないんじゃアクシデントなんて完全に防げるわけ無いじゃん。っていうかそれは周りに甘えすぎだし。

ベビーカーは便利であり不便であり、その不便さを他者に吸収させることしか考えられないんじゃ、ヘイトを溜め込むだけだよね。個人的には混んでる電車にベビーカーが乗ってくるのは全く持って構わない。いいとか悪いとか、そういう感想をそもそもに持たない。自分も旅行時のでかい荷物とか自転車持って電車には乗るしね。ただそういう時は先頭車両に行くようにしているし、駅内の移動は気を使うし、普段の例えば通勤とは別物の移動と思っている。そういうものだと捉えているから。ベビーカー押してるせいで押してない時みたく乗れない!!って思われても困るし、個人でできるレベルでそういう配慮は当人もその周りもあってもいいだろう。それ以上はね、鉄道会社とか国を動かさないとだろうけれど。

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もう一つのケース。

朝早くから起きて舞浜まで家族で来て、決して安い値段ではないチケットで入場。思っていたよか子供が楽しんでいなかったり、疲れて昼過ぎにはぐずり出したりする。自分が小さかった頃の経験だと、もう別にその場にいなくてもいいし帰りたいわけ。そうじゃないケースもあるだろうが。でも大概そういう時って「せっかく来たのに昼過ぎに帰りたいとかふざけんな」と怒りをぶつけられるわけ。そういう感じに「ぐずってんじゃねーよ、せっかく来たのに」みたいに荒れてる親は今回も目撃した。お前は楽しく休日を過ごすのが目的なのか、払ってしまったチケット代に見合う何か(という名のファンタジー)が欲しいだけなのか、って思うわけ。ちょっと外に出てイクスピアリの方に気分転換に行くとか、その日はもう諦めてしれっと近所の葛西臨海公園に行ってしまうとかって発想してしまってもいいんでないのかなぁ。子供が「行きたい!!」って行ったのに行ってみたら1時間で「もう帰りたい」とかはあるしねぇ(自分もやったことあるし)。小さい頃から慕っているような大人ってこういう時の切り替えがとてもしなやかであったように記憶している。

というわけで、東京ディズニーリゾートは、特に混んでいる日はレベル高いよ。親としてのレベルっていうか、もっとベーシックな人間性のレベルとも言えるけどね。笑い話だけど「これ、もっと混んでたら夫婦喧嘩してたよね〜」と帰りに嫁と話していた。