【ロードバイク】【新潟】山を越えて海に出会って風と走る100km
勝手にツールドシリーズVol.XX、今回は(も?)新潟を走ってきた。
前日にドライブしつつルートを確認(いやまぁ、雨だっただけなんだけどさ)、実際に走った日も雲行きはかなり怪しかったが、雨雲レーダー的に全行程降られるわけではなさそうだったので決行。実際は10km分くらいは雨に降られた。
まず今回のルートはこんな感じ。 激坂は無く、それでも海も山も堪能でき、一押しは海岸線を30kmばっかし突っ走れるあたり。
それではコースの解説を。
パティオにいがた〜R403
スタートは前回同様にパティオにいがた。なぜここかというと、噂では世界一トイレが綺麗なんだそうだ。入ったことないけど。
まぁただ川沿いにある道の駅っていうんでなんか選んじゃうんだよね。
そこから国道403号(手前は20か?)をひたすら真っ直ぐ、信濃川にぶつかるまで進む。
与板橋〜信濃川沿い
信濃川にぶつかるポイントが与板橋。漢字違ったらごめん。ここから川沿いに南へ、つまり流れとは逆に進む。右手に雄大な信濃川、だがしかし河川敷が広過ぎて川面があんま見えないところも。
川沿いのサイクリングロードちっくな道ではあるが、車も通る普通の道なので注意。
長岡大橋〜R8
本来ならば川沿いで8号線にぶつかるあたりまで進める。が、今回は一部工事中だったので少しそれて進んだ。8号線にぶつかると、右手に長岡大橋(じゃなかったらごめん)がかかってるのでこれを渡って反対側へ。そのまま長岡市街地を8号沿いに進む。
長岡ドームとか、長岡インターとか、僕がそこの自転車部が大嫌いな長岡技科大とかを通り過ぎると、ちょっと山の中へ入っていく。
長岡インター入り口のところに微量の坂があって、技科大過ぎて坂を登り終わったあたりにセブンイレブン。まだちょいちょいコンビニはあるけど、休憩するならちょうどいい走行距離。
R8、所により一箇所だんご屋
道沿いに、でっかいだんごが掲げられているんだが、そこが江口だんご本店。ここの中身は別の話として、だがしかしここのだんごはうまい。通過した時間が早くてこの日は食べられなかったんだけんども。
だんご屋〜トンネル
さらにひたすらR8を進む。ゆるゆると、柏崎手前まで山道を登っていく。山の間だし目ぼしいものはラブホが何軒か。登りと言っても、ほんとにダラダラと15〜20kmくらいかけて登っていくので辛さは全くない。で、道沿いのトンネルまでたどり着けば登りは終わり。
トンネル〜柏崎原発横
トンネルを抜け、そこから柏崎市内まで下っていく。トンネルを抜けた先、眼下に街が広がる光景はちょっと素敵。今回のルートでは一番標高が高いのがこの辺りなのかな。
交通量はそこそこあるし、道路脇は砂利が少なくないのであまり飛ばして下らない方がいいと思う。そのままさらに8号線を突き進む。途中にセブンイレブンがあった。
116号にぶつかったら、今度は116号を北上する。方角とか行き先がわからなかったら、目印は柏崎原発内の鉄塔が点滅しているのと、そこから送電線がズラーっと続いているのでその方向を目指せばいい。
116号を北上していくと上高町という交差点にセブンイレブン中越刈羽店がある。今回のルートではここから寺泊のセーブオンまで道沿いにコンビニはなく、天領の里という道の駅か、態度がすげーむかつくおばちゃんのやってる小さな商店とかそんなのしか補給はできない。距離にして35km前後だろうか。
ちなみにこのセブン、僕が行った時は自転車ラックがあったり、ポンプ無料貸し出ししてるって張り紙があった。
このコンビニの交差点から左折して柏崎原発に向かって坂を登っていく。原発入り口の所で右折して、しばらく原発の敷地を左手に、今度は坂を下っていく。トンネルがあるんだけど、この山を抜けるとついに海岸線が見えてくる。
海岸線、寺泊まで
海岸線は信号のない道を延々まっすぐに北上。とにかく北上。海沿いを走る景色をただひたすらに堪能できる。風が強くなければ、そしてちょっと晴れてたら最高に絵になるだろうね。サーファーとか釣り人多し。途中民宿とか民家が集中しているエリアは脇道からの飛び出しに注意。ローディーもちらほらこの道では見かけた。
寺泊までたどり着いたら、水族館や佐渡汽船乗り場、観光客で賑わう魚屋ゾーンを通り過ぎて進む。横断する観光客に注意。
野積〜大河津分水
寺泊を抜けると、大河津分水路が日本海に流れ込むポイントにたどり着く。ここが野積。
このまま海岸沿いに北上すればシーサイドライン、越後七浦のあたりは寺泊と打って変わって切り立った岸壁となっていて、巨大な岩が水流で削られてできた自然の造形が美しい・・・が、シーサイドラインは道路の太さとか路面のコンディション的に走りにくい気がした。
なので、野積の信号から内陸に向かって大河津分水路沿いに進んでいく。
信濃川沿い〜パティオにいがた
大河津分水路沿いに進むと、信濃川の本流との分岐地点近くの橋で先ほど走った116号線にぶつかる。つまり柏崎で山を越えて海まで行かずに116号線を通ってここまで来ることもできるのだが、きっとつまらない。交通量が多いのでそこそこ危ないのだが、頑張って116号線を横断する。横断したら、その段階で左車線にいるので、このまま橋を渡る。
116号線が走る橋の横断が怖い場合は手前で分水市内を通って回りこむというルートもあるのでご安心を。こちらのルートは、川沿いの道から68号線に入って(川と並行している)、越後線分水駅方面を目指し、だがしかし駅には向かわず線路下をくぐり抜ける。その先で224号線、分水桜町という交差点で右折して374号線。そのまま南下すればコメリとかが見えてきて、その先で116号線と合流できる。
116号線を通って橋を渡った先で信濃川の西岸にいるで、その川沿いの道を南というか南南西というかに向かって進んでいく。そのうち最初の頃に手前で左折した与板橋があるので、今回はここで信濃川を東岸へ渡ってまっすぐ進む。これでスタートのパティオにいがたに戻ってこれる。
ってな感じで100Kmちょい。
ラストの大河津分水路付近のコースは、まだなんか改良の余地がありそうだけど、これはこれで十分に楽しめるコースであった。
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