funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

いつの時も大好きなバンド、いつまでも歌っていたい歌、そんなThe Yellow Monkeyが再結成と聞いて

natalie.mu
泣いた。

東京ドームで、解散の時に登場して演奏してくれたJAMを聴いてた時くらい泣いた。

あの頃はこの世のすべてを何も知らん糞ガキ大学生。今は知ってか知らずかダメ社会人それでいて妻帯者。

その間、吉井和哉ソロのライブには足を運んだし、エマちゃんのbrain childの音源とか地味に集めてたり、誘われてたけど断わったイエモンオンリーのコピーバンドイベントにヒーセの兄貴が登場していて知り合いが一緒に写真撮ってるの見て地団駄踏んだり色々あった。

どんな時でも、The Yellow Monkeyは一番好きなバンド。

世間がドラゲナイとか言ってようと知ったこっちゃない。彼らは1st AlのEARTHで自分達がやれることの全てを最高のクオリティでやってしまったと思っている。あとはボーカルが不倫ではなく二股とか適当に食い荒らしてればいいんじゃないかな。

まぁいいや。

大好きなバンド。格好つけて洋楽好きになったきっかけはU2、だけど自分が楽器を弾きたいって思ったきっかけはThe Yellow Monkey

けれども自分の中でThe Yellow Monkeyって再結成しないと思っていたし、一人のファンとしてそれでいいんだろうなって思っていた。だからこそ、再結成には驚いた。

解散後のインタビューでの、メンバーの発言。「自分がダメだった」という吉井と「彼を支えきれなかった」と言う3人。少なくともメディアから得られる情報ではそれでも仲違いなんて無く解散したんだろうと受け止めていた。彼ら、その後も各々の音楽活動にちょこっと顔出したりしていたし、『パンドラ』の映像中、製作にあたって集まって撮影していたボーリング場のシーンでもその仲の良さというのがスクリーンからひしひしと伝わってきた。

だからか、逆に再結成はしないだろうなって勝手に思っていた。

本当に、気休めみたいな興奮、その絶頂をもう彼らは生んでしまったのだから、The Yellow Monkeyというバンドも役割をちゃんと果たした・・・とかそんな感じ。

ってゴチャゴチャはホントどーでもよく、再結成はとても楽しみ。

今の音楽シーンで、少なくとも数字で歴史に何か刻むっていうのはもう無いと思うけど、こうなったら息長く活動してくれたら嬉しい。「ヨボヨボで見てらんないよ〜」っていうミック・ジャガーみたいな吉井和哉が何十年後かに活動してたら、その時も僕は変わらずライブに足を運ぶだろう。

気を張らず、海外アーティストに打ちのめされ(?)ず、フジロックに戻ってきてくれないかな。

それは密かにとても楽しみにしている。