ドルヲタは結婚相手に向いているのか、あるいは二次元ヲタであるならば
女性セブン9/10号の特集「うちの旦那がドルヲタになっちゃった」は、かなり極端な例(国内出張と偽り、妻に内緒で海外ツアーに遠征とか、息子の卒業式をパスしてイベント参加とか)を紹介しつつも、全体としてわりとドルヲタに好意的。最後は「ドルヲタは結婚相手に向いている」という話にw
— 大森望 (@nzm) September 8, 2015
たまたま誰かがリツートしてきたツイートを見かけて、タイミングよくその1日前に似たようなネタについての話をしていてなんて俺的にタイムリー、なんてことがあった。元々女性セブンに掲載されていた記事を読んだわけではないので、このツイートの解釈が合っていたかどうかは知らない。その上で。あと男女関係なく。
そもそもこのツイートを見る前日にしていた世間話が、真逆の結論を出していたのだ。
つまりドルヲタは結婚相手としてはいくない、という結論。なんでかって言うと、上記ツイートの通りありとあらゆる自分のリソースをアイドルに費やしてしまうのでパートナーとしても、親としてもその分のマイナスが発生してしまうから。パートナーや子供に対して費やすはずの人生のリソースまで、アイドルに費やすのだからそりゃ、逆の立場としては腹立つよなぁっていう。
ドルヲタの全員が全員でないがタチが悪いのは、相手が生身の人間であることで、絶対にあり得ない「それでも相手も生身の人間なんだから、何かしらが起きるチャンスが0.1%でもあるかも・・・」って理想ですらない幻想にすがってしまうこと。この症状起こしてしまったドルヲタは、大部分がもはや終わっている。色々と。
さてここに唐突に二次元ヲタを引きずり出す。
一部の重症がこちらの界隈でもいるっちゃいるが、そこにフォーカスを当てるとなんの救いもないのでそうでもない人達の話。
相手は画面の中なわけ。
生身が相手である場合には決して存在しない限界があるわけ。
そして、艦これもいつかはサービス終了するし、50年後に可愛い高校生たちがホモホモしながら(ごめん言い過ぎた)スポーツバイクに乗っていることもないわけ。多分、多分なんだけど、二次元ヲタってどこかで目が覚める瞬間が来るし、そういう瞬間が来ることを冷めた目で自覚している内なる自分てのがいる可能性がドルヲタよりも高いんじゃないかっていうね。画面の向こうではなく目の前の誰かに気付く可能性といいますか。
二次元ヲタはそもそも三次元と話せないコミュ障だ〜って話もありますが、いくら相手が生身だろうがステージという本当ならPCのディスプレイくらい越えられない壁の向こうしか見えない場合において、それは三次元とコミュニケーション取れるということは保証できないんじゃないかと。
結論として同程度の重症度を持つドルヲタと二次元ヲタの場合に、どちらがなんて言うか"こっち側"に戻ってきたり順応できたりできるのかっていう話で、可能性としてもしかしたら二次元ヲタの方が何かに気付く、熱狂していたものに冷めるっていう可能性が高かったりするんじゃないかって。
もちろん実際は知らんよ。
生身の自分以外の女(アイドル)にぞっこんな夫と、「〜は俺の嫁!!」とか言っちゃう二次元好きな夫、妻からしたらどっちが相対的にマシなのだろうかはわからないし答えは出ないだろうし。
ただ周りみていて、二次元ヲタの方がドルヲタよりも既婚率は高いのよね。
そんなアテクシはアイドルに全く興味がなくどちらかというと二次元よりだけど、二次元の嫁は見つける気も起きずっていうか、そこまでキャラに思い入れできないくらいのヲタです。なんていうか、3次元の素人好きとでも言いましょうか。