展示会の難しさ、あるいはiPhoneに群がる中国人をDisる日本人とか
9月の最後の週に、ツーリズムEXPOなんてのをやっていた。
そこに出展していた外資の人と話す機会があったのだが、日本におけるこの手の展示会への出展規模の縮小や、そもそも今後も出展するかどうかは考えないといけないということを聞いた。
とにかく商談に繋がらないそうだ。
何でかっていうと、
・とにかくノベルティ目当て
・業界関係者用の日が設けられていればまだ・・・しかし一般向けの日はほとんど無駄、ノベルティたかられるわ、受け取って速攻捨てられるパンフでゴミ箱は溢れるわ
・業界関係者用の日にしたって、ノベルティたかって終わり
・とにかく商談をしようって人がいない
・主催者は出展団体数や来場者数の上昇をドヤ顔でアピールするが、実際は日本国内だけで盛り上がっている感じ
とか、ここら辺がメインの理由のようだ。
ノベルティ目当てが多すぎっていうのを聞いた時に正直僕は爆笑してしまったのだが、海外から日本に来て仕事をしている人から見たら、
「日本人のイメージが変わる。礼儀正しい人達で、新しいビジネスに繋がると期待していたけれど、Appleストアに並んで問題を起こしている中国人と大差ない。」
とのことで。
他の国での展示会ってどうなんよ?と聞いたら、どうやらもっと真面目に商談目当ての人達が集結するらしく、実りのあるイベントなんだそうだ。
今回話を聞いたのが旅行関係の会社だったのだが、例えばこの手の旅行に関する展示会って各国の観光局とかも出しているんだけど、出展しなくなったところとか、他の国と合同で出すという事実上の縮小も色々あるとのこと。
ま、廃れるところは廃れて、見放されるところはおとなしく見放されたらいいと思うけどね。とはいえどこにでも一定数発生するクレクレ厨が、害虫のように色々ダメにするのなら、なんかこう、駆除する方法は各所考えてみてもいいんじゃないかな。
中国人Disってる場合じゃないよ。
一部の中国人/日本人なんだろうけど(であってほしい)、エラー発生率とか欠陥率と同じでどこかで線引きはしないとなんじゃないかな。
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