会社の辞め方〜会社は絶対教えない、新社会人が知っておくべきこと〜
4/1から入社する新人が研修では教われない"会社の辞め方"
かつてのように終身雇用制に背中を預けられる人間が大勢いるのであれば、問題はなかったのかもしれない。
今はどうだろう?
入社してしまった会社が実はブラック企業だった、
そうでなくても実は自分には合わない会社に入ってしまうことだってよくある話だ。
「1度入社したら最低3年は・・・」というのは嘘だと思う。
3年間窮屈に自分を修正し続けるのならば、
1年間×3回でも貪欲に新しい場所を探し求めるほうがいい。
若ければ若いほど、様々なものを試す時間も機会もあるのだから。
"辞めさせない"に立ち向かう
ここで紹介したいのは事務処理的な話ではなく、
辞めさせてくれない会社に対する対応の仕方だ。
身近な人に起きたことなのだが、
1.退職届を提出しに行く
↓
2.様々な人間にたらい回しにされる
↓
3.「今は忙しい時期だからダメ」
「別に有給は消化しなくてもいいし」
「3ヶ月頑張る、それが1年、3年と続いていくのだ」
「もう異動でいいだろ?それで決定だからな!!」
「転職先決まってるなんて嘘だろ?」
というような事態に遭遇していた。
東証マザーズへ上場している、従業員150名以上、創業から20年弱の会社である。
世間で言われているようないわゆるブラック企業ではない会社ですら起きている事態。
思っている以上に"辞められない"人は周りに多いのではないか?
いつか自分に降りかかる可能性はどこにだって転がっている。
これに、立ち向かわなければいけない。
ルールを破っているのは会社だ
まず、「自分が抜けたら大変なことになるから辞められない」というのは、まったくあなたが気にすべきことではありません。それは経営者が考えるべきことであってあなたが心配することではないのです。お客様に対して責任を負っているのは経営者です。もし、あなたに本当にいて欲しいと会社が考えるのなら、職場環境や給料をもっと良くしてくれるはずです。そうでない会社に義理立てする必要はありません。また、あなたがいなくても、会社はちゃんとやりくりして仕事をこなしていくものです(ちょっとプライドがくじかれますが)。
また、「社長が辞めさせてくれない」というのもおかしな話です。辞めるのはあなたの権利であって、あなたが労働者である限り経営者がそれを拒否することはできません。頼まれればついつい情に流されてしまいがちですが、経営者は「あなたが辞めないほうがラクだから引き留める」と思ったほうがいいでしょう。仕事に穴が空こうが、損害が生じようが、正式なやり方で辞めたのであれば文句を言われる筋合いはありません。それは会社の責任だからです。もし怒鳴られて退職を拒否されたのでしたら、都道府県の労働局や労働基準監督署に電話してみるといいでしょう。
こちらのまとめにも有用な情報が載っているので参考にしてほしい
NAVERまとめ 辞めさせてくれない会社への対処法
聞き分けの無い相手には内容証明
頑なに退職届を受理しない会社に対しては、内容証明で十分だ。
一切の感情を排し、事務的に淡々と処理を済ましてしまう。
「そんな大事にしなくても・・・」と躊躇う人もいるだろう。
だがこのようなケースは、街でDQNに因縁付けられたようなものである。
この場合"最後は肩組んで大笑いして別れる"なんて終わり方をあくまで目指すのは賢いのだろうか?
結果というのは自分自身が望むものから選べるわけではなく、自身及び相手がなんであるかで選べる結末は変わってしまうのだ。
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