funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

心拍計測の革命的飛び道具、AIRFIT導入検証

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今年中には買おうと思っていたAIRFITをプレゼントに頂いた。

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AIRFIT。チェストバンドを使わなくても、この小さい電極を胸部に貼り付けることで心拍計測ができて、チェストバンドの締めつけ感や時間が経つにつれてずり落ちてくる不快感とはおさらばできるってグッズ。

電極が2つと、その電極にくっついている導電ゲル、電極を体に貼り付けるテープ、レスポンスアップゲルという別に横文字にする必要もない導電性を上げる系ゲル(健康診断で心電図取る時に塗られるあれみたいなの多分)といったもので構成されている。これに自分の心拍計を付ける。

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初めて使った時は心拍が寝てるときくらい低い値しか出なかったり、使用開始1時間で剥がれて使い物にならなくなった。一人で走ってる時は心拍とパワー、たまにケイデンスってい3つの数字しか見てないのでちょっとストレス。説明書の通りにやってみたんだけどなぁ。心拍が少なめにとれたのはレスポンスアップゲルが少なかったか。

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左の下乳を狙って貼ってみたんだけど思ったよか下だった。鏡見て貼ればよかったな・・・っていうのと、これくらいの位置でも普通に心拍とれてしまうのがチェストバンドの良いところなんだなとか思ったり。

で、使用2回目。3時間エンデューロ向けに再チャレンジ。装着のために重要そうな部分を過剰にやってみる。

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まずは貼り付ける位置を台所用アルコールで念入りに脱脂する。貼り付け位置は縦軸は正中で横軸は乳首。ここなら体の凹凸で隙間ができやすいとかも無いだろうということで。でもって、電極 + テープを貼り付けて上から優しく5分くらい撫でてしっかりくっつける。心拍計はPolarのを使っているので、Polarのアプリで心拍を見つつ、SUUNTOのスポーツウォッチで腕でも測定して差をチェック。SUNNTOの心拍計付きのスポーツウォッチ、流石に腕なので気持ち反応は遅いけれど、チェストバンド型と大きく乖離した数値は出してこないので結構信用している。

結果この日は全く問題なく使用することができた。つけ始めはほんと微妙に心拍計がぶら下がってる感じの重さを感じたけど、そのうち気にならなくなったし、AIRFITの売りである装着感が全く無いという部分は大いに実感した。つけてる感が無いことを実感というよくわからない感覚であるが。

外す時は心拍計をつけているホックの根本をおさえて優しく心拍計を外し、次にシールごと電極を剥がす。初回使用時が信じられないくらいにしぶとく体に貼り付いていた。電極部分もテープから剥がさないとなのだが、むしろこっちの方が強力にくっついていて、電極を傷めないように(パーツを不要に折り曲げないように)注意しながら剥がさないといけない。

AIRFIT、サクッと装着して使ってサクッと外して・・・みたいなことはできないし、ランニングコストがかかるので平民的にはそれこそ200kmくらい遠乗りするときとか、長時間のエンデューロ、距離の長いヒルクライムレースなどだろうか使う時は。

ランニングコストだが、貼付けるテープが使い捨てで、Amazonなんかで見ているとざっくりと1回の使用で100円てところなのかな。それと、AIRFITのWebなんか見ていると電極部分についている導電性ゲルが繰り返し使えると書かれているが、一方で説明書には定期的に交換しろ、大事なレースなんかは新品使えと書かれている。寿命に関する記述が書かれていないのだが、これもたまには交換しないと測定数値に響くようだ。寿命の目安は示して欲しいなぁ。


あと注意点だが、人によってはこの貼り付けテープで肌が痒くなるかもしれない。僕は翌々日くらいまで痒かった。それもあって自分的には常用は厳しいかなっていう感想。だから飛び道具。無くてもそこまでストレスフルなわけではないけれど、使ってるとハッピー。使う時は装着に余裕を持って。