【ロードバイク】遠乗り: 宇都宮→日光→みどり市100Km、それとあと最近のグンマーの呪い

ジャパンカップでチャレンジレース走った後、適当にブースを眺めて会場を後にした。泊まりだったら明日のロードレースは古賀志林道あたりで観戦したいなと思ったけれど、クリテはこの時間から宇都宮市街に行ってもまともに見える場所なんかないだろうし、そもそもチャリどないするん?ってね。

駅から会場までと、レースとで30Kmちょいしか走ってないのが勿体なかったので自走で帰ろうかなと考えていた。が、どうせなら栃木を走ってみようということでまずは日光を目指した。

基本的にロマンチック街道か?を日光に向かって走る。

春先に訪れたら全て焼き払いたいくらいの鬱蒼とした杉の大木の中を走るこの道、レースの時の宇都宮とうって変わって曇りだしていてこれはこれで雰囲気が良いものであった。信号は殆ど無いし、交通量も大したことなかったので快適。予定では200Kmくらいの行程が考えうる最長距離だったのであまり飛ばさず200Wくらいでのんびりと。

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日光市街地到着。進む方向へ向かってひたすら上り坂になってるんですが・・・。

気になるお店とかカフェがあったけど、帰りが遅くなるのが嫌だったので先に進む。

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東照宮の前あたり。神橋っていう、どうもありがたい橋があって、有料で渡れるらしい。

この辺りで肌寒さを感じて脚カバーとかウインドブレークジャケット装備。まだ日中とはいえ10月後半だなぁとその時は呑気に考えていた。

今回取るルートは日光ということで、いろは坂登ったり中禅寺湖とか戦場ヶ原さんとかそういうキーワードを思いつくわけなのだが、目的地が群馬県みどり市だったのでいろは坂に向かう手前で左折して足尾方面を目指す。この辺りで地面がやたら濡れていた。こちらのルート、車道で行くならば2.7Kmとかある日足トンネルを越える。迂回する峠道があるようなのだがかなり距離が増えるっぽいのでおとなしくトンネルを突っ切る。長いトンネルだけあって照明は十分にあったし、交通量は少なかったので怖い思いはせず通過。

トンネルを越えるとそこは、雨模様。

大粒とかではないし雲が動いているし、雲の薄い箇所も空には見えたのでいけるかなと思い突き進んでしまう。

日足トンネル越えるとこの先はみどり市にむかってほとんど下り。下り続けていると雨が強くなってきている気がする。まずい・・・と思いつつも、今下っている道を登りなおすのが嫌で結局前進。そんなことを悩んでいる間も自転車はくだり続けていたし。足尾の辺りちょっとまわってみようかと思っていたのだが天気が天気なので先を急ぐ。理想は東京まで自走で、せめて熊谷までかなと考えていたのだが、みどり市から東武の特急かなこりゃと段々諦めムードになってくる。

渡良瀬川沿いを優雅に景色を楽しみながら呑気に下り坂を突っ走る予定だったのに・・・。

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富弘美術館で小休止。普通に降られているし、寒いし。ただここまでくればみどり市大間々はもうすぐ。

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道沿いの自販機コーナーでとても気になる自販機発見。しかし、500円玉すら受け付けない仕様で断念。いつかリベンジしたいぞ、このレトロ自販機。

みどり市大間々についた頃には雨は降っておらずラッキー。

なぜここを目指したかと言うと、自分を育ててくれた祖父母の墓参りをしようと思ったからなのである。

「じいちゃん、ばあちゃん、町内どこをほっつき歩いてるのかわからなかったあなた達の孫は、今では関東中を元気に駆け回る大人になってますよ・・・っていうか、墓が、無い」

お墓があった場所が更地になっている。そういえば叔父が「この墓の場所変えたいんだよねー。だってトイレの近くじゃん?いずれ自分も入るんだしこの場所やだ」とか言っていたのだが、まさか本当に、そしてこんなにも早く場所変えるとは・・・。もう辺りは暗くなっていて、墓地内探してる余裕なかったので墓参り断念。なんで自分、雨の中ガクガク震えながらここまで走ってきたんだ。

東武の特急りょうもう号の出る赤城駅に行く前に、軽くコンビニに立ち寄ったら、突然大雨降り出すし。

と、そんなロングライドであった。

思えば、9月の赤城山試走→帰りの利根サイでよくわからん場所でスリップしてリアエンド歪む&右半身擦り傷まみれ、赤城山ヒルクライムは台風で中止、そして今回雨に降られるわ目的の墓参りはできないわ。

うーん、グンマーの呪いってやつだよなこれは絶対に。

あくまでも俺に反するか・・・いいだろう、ならばどちらかが倒れるまで・・・。