funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

【ロードバイク】初めてのロードレース: ジャパンカップ2018 チャレンジレース

うん、初体験としては強烈だった。

これまで出たレースを思い返すと、
2016年: ハルヒル(神社)
2017年: ハルヒル(湖)、新潟HC、赤城山HC、東京ヒルクライム HINOHARA、川崎マリンエンデューロ
2018年: ハルヒル(湖)

なんだよ、ハルヒルしか出てないではないか。あるいはヒルクライムか。川崎マリンエンデューロは2名で出たし、もう片方が別に早くもなく頑張ろうともせずマイペースにLSDとかそんな走りしてたもんだから、基本的に自分は暖をとるためにストーブのあるテント内にこもっていた。

今年も残すこと2ヶ月半というところで2018年の2本目のレース。ツールドおきなわの140kmが定員で申し込めなくてむしゃくしゃしてやった(エントリーした)、相手は誰でも良かった状態。

ヒルクライムヒルクライムで楽しいのはわかるんだけどそれは個人的に変態的な軽量化とかを突き詰めようってものでもないし、エンデューロなんて名前からしてアレルギー反応起きるし・・・やっぱクリテなりロードレースと呼んでいいレースが良いんだよね、出たことないけど。

ジャパンカップのチャレンジレースは素人出してくれる部門があると、宇都宮自転車業界に通じている知人から教えてもらっていた。宇都宮自転車業界に通じてなくても調べれば出てくる話ではあるのだが。

さて、前置きが長くなりましたが本題。

エントリーした頃には宿の値段が宇都宮価格じゃ無くなってたし、その価格で泊まるにしても金曜仕事が終わって宇都宮に向かって翌早朝出てくとかはなんか勿体無く思ってしまった。

ので、早く起きて当日新幹線という行き方にした。前夜にダウンロードしておいた茄子 スーツケースの渡り鳥を観ながら向かう。

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7:30過ぎに宇都宮に着いて、まずトイレに篭ったら全長4〜50cmくらいの軽量化。もしかしてとても調子が良いのではないかと確信に近い何かを得る。

一服して自転車組んで、駅前出たのが8時前くらい。

ここで奇跡の瞬間到来。

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森林公園に向かう道走ってたら、続々と本職の方々(にっぽ、びーえむしー、とれっく、黄ろっと等)がどんどん同じ道に登場して2〜30人くらいいそうな集団が形成された。きっと皆さんフリーランに合わせて向かっているのだろう。

で、そんな世界級の集団の後ろの方にくっついて森林公園に行けることになった。これがもう走りやすいのなんの。おかげでアップにならなかった気がするがまぁいいか。

勝手について行っただけだが、公式のフリーランで一緒に走ったり会場でみかけてサインもらったり写真撮ったりするよりも個人的には貴い体験だったよ。これで帰ってもいいくらい。

会場着いて8:30過ぎ。試走とかする気なかったし、準備でバタバタしてたのでそもそも時間なかった。ゼッケンを自転車とジャージに着けて、予想が外れて暑いくらいの気温と日差しだったのでインナー脱いだり、そんなことをしていたら9時過ぎか?思ったよか早くチャレンジレースに出る人らの集合が始まっていて、慌てて合流してしたけどほぼ最後尾。あ、会場に持ってきた荷物は受付テントで預かってくれた。

スタートラインへの移動時にちょっとでも前に行こうと思ったが無理だった。9時にはもうスタンバイできてないと、場所取りは厳しいようだ。

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なんだかんだ40分近く待ってスタート。

スタート直後の坂、スロースターターな自分としてはヒルクライムモードでクルクルとインナーロー気味で進んでいたんだけどみんな元気でどんどん先に行ってしまう。

赤川ダムほとりの道で巻き返そうと思ったんだけど、どうもフロントがアウターに入らない。ガチャガチャやってたら切り替わったんだけどこれでもまたけっこうビハインド。遠くの方に見える流れるカラフルなヘルメットたち。既にちょっともう終わったかなとか思ってしまった。

フロントの調整よろしくないのは、このコースにおいてまずいなというのは前週の試走の時から感じていたことなんだが、やれやれだぜ。

そして古賀志林道。元気な上位の実力持つ人や逃げを決めたい人のペースに引っ張られることなくこの登りに入れたのは良かったかも。逆に、そういうのに引っ張られて早速力尽きてる人らはどんどん抜かれていっていた。個人的な印象では、古賀志林道は前半シッティング上ハンで耐える。後半の見通しよくなるつづらは実は見掛け倒しで、適宜ダンシングでコーナー周りの急傾斜処理してしまえば、己の実力に見合ったタイムで登れる感じ。

続く下り。

ここでまたフロントがアウターに切り替わらない。そっちに気を取られすぎると下りで自爆しかねないので降ってる途中のどこかでアウターに入ってればいいか、くらいに割り切って下りに集中。ゆーても周りにあまり人がいなかったので変な気疲れせず下れた。ギアも余裕あるタイミングでガチャガチャやってたらアウターに入ってたし。

古賀志林道終わってゴルフ場横に出る。上りと下りが特にダメな自分としては、ここから先の箇所にかけるしかない、体をコンパクトに、手はブラケット上部を包むように、なフォームでぶん回す。ところがゴルフ場から牧場ゾーンに入るコーナーで別のこと考えてたらライン取り失敗してかなり減速してしまった。何考えてたんだか後になって思い出せないのだが多分夕飯をありきたりに焼き肉にするか、敢えて寿司にするか、とかその辺だったように思う。

気を取り直してもう一度加速。国道に出る前の直線で前方に集団確認、その集団がいったいどこら辺のタイムなのかわからんが便乗。明確なローテもなく単純にその集団内で相対的に脚力がある数人が流れで先頭になってた感じだろうか。

結果としてゴールまで自分はこの集団に食らいついて進んでいた。

田野セブンまでは快調。そこからは、3ヶ所要チェックな坂のあるアップダウン。登りになると集団がばらけて、また集まりだす感じ。逃げようとした選手もいたけど早めに吸収されていた。自分は例によりヒルクライムモードな登り方してたのでだいたい登りで後ろの方になり、その後でまた集団の前の方に戻ってくる・・・なんてことを延々と。立ち上がりの難しいコーナーは無いので、登りの処理だけが大変だった。

ちなみに何故、何ヶ所かある短い要チェックな登りをヒルクライムモードで登るのかと言うと、特に深い意味はない。単にインターバル練をまともにしてきていないので30秒L6で登ってその直後にしれっと巡航とかできないってだけである。1分でもL2まで落とせるチャンスがあればまた違うのだが、このコース、このレース、休めるタイミングがなかなか無い。

そして2週目突入。

またスタート地点直後の登りの後でフロントがアウターに変わらない。

また赤川ダム脇で追いかけて集団の最後尾にくっつく。

そして2回目の古賀志登り。1周目よりはスピードは無く、辛くはあるがそこまで消耗せずに登りきれた。やっぱ登りでは集団がバラけるけど、そこを越えるとまた塊になりだす。KOMの近くで応援のおばちゃんが、多分走っている人が知り合いなのかな、「1分半、1人で逃げてるよ!!」と言ってるのが聞こえて、個人的には1分半は「あ、それなら足切りはくらわねーなよっしゃ」って感じで聞いていた。集団もそれ聞いてペース上げて追いかけるって感じでもなかったし。

ってわけで下りもそこまで恐ろしいスピードではないが(多分4〜50km/h)置き去りにされることなくクリア。

そこから田野セブンの交差点まではかなり淡々と集団で走っていた。途中3〜4人の塊を吸収したようなしてないような。もはや前を追いかけるというよりは、この集団内での順位争いだろうという印象。

ラストのアップダウン区間最初の要チェック坂は問題なくクリア。その先も大きな展開はなく集団で走る。次の要チェック坂の萩の道交差点も同じような感じ。ここ登ったあとに1人逃げそうな雰囲気出してて「逃げるかなー」って思ってたら逃げてたけど速攻捕まっていた。その頃自分は、アウターに入らないフロントディレイラーと格闘していた。チェーン落ちするからあんまやりたくないのだが、フロントと同時にリアをトップ側に動かすことでチェーン全体が外側に平行移動してその勢いで変わってくれないかなーってのを博打でやったらうまくいった。しくってたらこの場所でチェーン落ちとか泣く。

最後の要チェック坂に入る手前で、気がついたら集団の前の方にいた。後々考えたら、速攻潰されようとも逃げの初体験チャンスだったなと。

現実は、最後の要チェック坂で結構遅れてしまって(疲れた)、集団真ん中後ろより位のポジション。この程度の脚力なので逃げられはしなかったろうなとかは思うが、逃げって結果ではなく逃げることが大事だとは思うので、それはいい勉強。

ゴール手前500mくらいの右コーナー→左コーナー→ストレートの辺りで、どのあたりから上げていったらいいんだろかとか考えてたらみんなペース上げ始めて出遅れる。右に大きく曲がったらもう上げていかないとダメだねこれ。

そして一応全くやったことのないゴールスプリント的な何かを一応自分もしてみる。そして抜けるだけ抜いてゴール。左足攣りかけてた。瞬間最大風速で740W。タイムがサイコンで36分台とかそんなもん。

という感じの初ロードレースだった。

何が悪いと言うか、全体的に当然のことながら水準が低いというか。

集団でのありかた、踏むべきところで踏めなかったり、踏まなくていいところで踏んでいたり、自分でもわかるくらいライン取りが下手だったり。ここはもう、ちゃんとレースに出て経験値を積んでいくしかないところ。今年ハルヒルしか出てないってどういうこって自分。集団で走るスキル、そして独走を支える筋肉、その両面をきっちり上げていかないといけない。だから特別何かをやるってわけでもなく、当たり前のことをもっと高密度に積み上げていくっていう作業なのでわかりやすい。

とはいえ今年の自分としては、最強の状態で臨めたし、よくわからん絶不調だった9月からは考えられないくらいに走れていた。当然、9末あたりから練習するようになったインターバルなんて酷いものなので、それもやはり練習を積み上げていくしかない。っていうか練習すりゃいいんだと、そうポジティブに捉えられる気分であるのならばそれはそれでいいだろう。まだ自分は伸ばせるという予感の強度は上がった。

ま、突然レースにハマって(言う割にレース出てないけど)月イチくらいでしか乗ってなかった人間が真面目に練習し始めて1年半。元々子供の頃から含め運動バリバリにやってたわけではない、むしろインドアでしまいにニートやってたような人間が33歳から取り組み始めて、チーム等に入るでもなく1人で延々練習していて今回これくらいの結果になったんだったら悪くはないかもな、と段々長くなる言い訳で締めようと思う。

うーん、スキル、筋肉、脱初心者系言い訳、色々大変だ。

おまけ
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ビアンキ様のお水。300mlで250円。川越シェフのレストランよりはましか。あくまでもビアンキ好きの友達へのお土産用。自分で飲むためにこんなものを買いはしない。

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イナーメの中山龍太郎さんが全日本獲った時のTTバイク、またがり自由。サイズは悪くなかったけど、クリートが違ったしほんと足をのせているだけ。TTバイクって初めてまたがったけど、このセッティングが生み出すフォームは確かに合理的だなとなんとなく思う。それにしても自分、脚が短い。