funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

バーフバリの1作目(伝説誕生)と2作目(王の凱旋)

うちの奥様がハマって、ネット配信で1作目を観て、2作目を劇場で観た。

尚、奥様はハマりすぎて「インドの風を感じる、インド行ったことねーけど」などと意味不明の供述をしている。

結論から言うと、2作目の『王の凱旋』は面白かった。1作目の『伝説誕生』は壮大なる序章。1作目は結構退屈で、2時間くらいある作品を観ているとけっこう疲れてくる。2作目はストーリーがいい感じにテンポよく進んでいくので観ていて飽きない。

作りとしては、印象として「なんかPS3とかPS4のアクションゲームみたい」というのが強い。

まずは色の鮮やかさ。不自然なまでに鮮やかに見えるのは、お国柄とかその手の感覚の違いだろうか。いや、ゲーム全てがそんなに色を極端に鮮やかにしてるってわけではないけれど。

次にカメラワーク、特にアクションシーン。ゲームっぽく思えたのは、その見せ方がわかりやすいっていうのかな。画面に情報をきっちり入るようにしているというか。あえて映さないみたいなのはあまり感じなかった。

そしてCGの作り。特に背景や城の上空俯瞰でなめるシーンでのゲームっぽさ。あとはモーションの不自然さ。ハリウッド作品なんかよりもそこらへんの塩梅が発展途上というのかもしれないが、だからこそかその不自然さがゲームっぽく見えた。

発展途上的な要因なのか、アクションゲームに影響を受けたのかはわからないが、そんな感じ。

ストーリーは、バーフバリとその息子の時代を行き来するのだが、どちらの時代にも登場する人物が時間が作中では流れているにもかかわらずあまり見た目が変わってないってツッコミどころ。1作目でそう感じたけど、2作目はそこが改良されていた(1作目だと父時代と息子時代であまり見た目変わってない人物が、2作目ではちゃんと白髪が入ってたりとか)。

上記は悪いところでもなんでもなく、よくまぁこんな壮大なの作ったなぁと素直に感心した。あと、安直に3部作にしなかったのは評価高いよ個人的には。

というわけで、観るなら2作目を楽しもう。そのためには1作目も観ないとだけど。