funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

【ロードバイク】ハルヒル2018 : 大いなる1歩を進んで、自称ホビーレーサー2年目へ、敵はトイレだ

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ついに、ハルヒル参加3年目にして、初めて足をつかずに攣らずに榛名山を登りきった。1年目は榛名神社コースにエントリーで、ゴール前最後の給水所のところで両足攣ったことにより自ら自転車を降りる。2年目、去年は初の榛名湖コースで、またまた榛名神社前で左足ふくらはぎを攣って、そのまま走っていたら榛名湖コース最後の給水所を越えた次のつづらのあたりで足が動かなくなって落車。

それが今年、2度目の榛名湖コース挑戦でついにノンストップでゴール。

いやぁ、これだけで今年は良いレースであった。

以上。以下備忘録。

タイムが47分くらい、自己ベストは13分だか14分くらい短縮。

4末から自分含みバタバタ人が辞めてった会社の送別会シーズンで飲み食い多し、GWも特に食事制限せず、直前1週間は仕事のバタバタでバタバタしていて帰りも遅くて準備は出発の土曜日に電車の時間遅らせてどうにか済ます。都内からの移動は、さっさと新幹線が一番賢い。在来線使うなら、新宿行って湘南新宿ラインの快速。これが埼京線使って赤羽乗り換えとかを選んでしまうと、混雑具合には定評のある埼京線で色々後悔する恐れがある。車があって、ドライバーが2名はいれば色々楽なんだろうけどね。

そんな素敵なバタバタで臨んだ今回のハルヒル。

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今回のカーボなローディングは、スパゲティ専科はらっぱ。ずーっと行きたかったんだけどいつも混んでて断念していた。

親の敵のようなフライドガーリックと、その山の中に隠れている粉チーズ。ちなみに麺は特盛り。

ワイ将大満足。

今回はついでに足攣り対策として前夜からMag onを飲む。「だったら今週、仕事中のおやつにナッツなりスルメでも食ってりゃよかったのに」と奥様に呆れられた。

ホテルの大浴場でのんびりしたり、タイヤを交換したりしてたらいい時間になってしまったのだが、毎年寝るのがなんだかんだで遅くなるのどうにかしたい。体重は大量のパスタ摂取後に59.8Kgだった。去年より8Kgは軽くなっている。

朝は3:30くらいに起床。前日夜から仕込んでいおいたミューズリー in 牛乳&ヨーグルト Mixを食らう。

会場に全荷物を持っていくのが面倒だったので駅のロッカーに一部を預けてバスに乗る。バス待ちの列は無く速攻乗れたんだけど、いつものごとく道が混んでいてあの距離移動するのに1時間くらいかかっていたんじゃないか説。

会場でタイヤに空気を入れ直し、待機列に自転車を置いて大行列のトイレ行ったりコーヒー飲んだり一服したりしていたら目の前を自分と同じウェーブの人が走っていて、慌てて自転車に戻る。で、一つ後ろのウェーブに便乗してスタート地点を目指す。

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この間、どら焼きと大福を食う。この直前に食べたところでっていうのが正しいのだが、お腹に固形物が入っていないとどうも駄目なので気にしない。

スタート地点を目指して慌てながら、マグオンとアスリチューンをちゅーちゅーと吸う。

スタート待ちでぼけーっとしていたら、再びトイレに行きたくなって途中のトイレに駆け込む。駆け込んでいたら自分のいたウェーブが進んでしまっていて、更に一つ後ろのウェーブに飲み込まれてしまった。どうにか元いたウェーブには戻ったけど。

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そんなドタバタでスタート。

今回のテーマはトップダウンボトムアップ。出す時自分のマックスを安々と出さない代わりに、最低限これくらいの出力は出して走ろうというボトムラインの底上げ。これ、素人は特に意識しないともっと早くなれないんじゃないかとなんとなく思ったので。

まずは市街地。

混雑していてあまりスピード出せないし、自分の体もエンジンかかってないので息が上がる。心拍数が「序盤からこれ???」ってくらい上がっていた。

市街地、右に曲がって山へ入っていく辺りまではとにかくエンジンをかけること、絶対に踏まないこと、でも心拍数や呼吸は落ち着かせることに集中。

初心者ゴール手前からみんなスピードを上げ始めるので自分も。でも、踏まない。

そして初心者ゴール後から本格的な山。

この頃になると随分と呼吸は楽になり(以降気にすることがなかった)、ご機嫌に淡々と登る。平坦や下りで大勢に抜かれるけど、その先の上りで大半は捕まえられていたので、トップダウンボトムアップ作戦はいい感じであったと思われる。ペースの大きな上下がないから呼吸も心拍も大きな乱れが出ないし、そんなに疲れがたまらなかったのかな。

目まぐるしくペースが変わる状況に鬼弱いとも言える。

榛名神社コースゴールの鳥居辺りから、最後の平坦ちっくな区間なのだが、そこは一応飛ばす。でも、踏まない。

あとは特に何かっていうのはなく、淡々と登り続ける。今年はGWに和田峠で練習していたおかげで、去年は壁のように思えた14%の部分も、特に意識せず登れていた。去年のハルヒルでここを走るまで、14%とか登ったことなかったもんなぁ。

途中で応援してくれている地元の人が「もうゴール!!頑張れ!!回せ!!」って叫んでいたから目の前のつづら登ったらゴールかと思って踏んでいったら、そんなこともなくちょっと悲しい気持ちになる。1回走ったくらいじゃコース覚えないね。

カーブごとにある標識に書かれた数が33になったらゴール手前、とおぼえておこう。

榛名湖畔がとにかく寒くてお腹の調子が悪くなってまたトイレに駆け込む。なんといいますか、とても大量でした。これが出走前の生産量だったら(実際は0だったのだが)、もう5秒くらいタイム縮んでいたんじゃないか説。

寒さに耐えつつ(上は夏用ジャージにウインドブレークジャケットで下は夏用レーパンに素足)奥様のゴールを待ち、湖畔で記念撮影して下山待機列に自転車を急いで置きに行く。で、寒さと空腹でホットコーヒーとメンチカツを買った。榛名湖コースでは、とにかく下山待機列に場所を確保するのが優先。で、降りる順番までに楽しめる範囲でマッサージなり食事をしたらいい。

下山後は完走証をもらって、残った金券でお弁当買って食べて速攻撤収。シャトルバスは待ち無しで乗れたが、いつも通り渋滞で、座席で爆睡して体が痛くなって目覚めてもまだ到着していないくらい時間がかかった。

今回のハルヒルは慣れができつつも、色々雑な部分があったので、持ってくものとか準備のフローを見直して来年に繋げようと帰りながら奥様と話していた。出発前の準備や、持っていく物。山頂での服装やメンテ用品、輪行用の諸々、補給食、などなど。

毎年のことだけれどシャトルバスに乗るととんでもない時間がかかるので、ちょっと遠回りでも自走で会場まで行き来した方が気分的に楽に思えてきた。となると1泊分の全荷物を、1:駅のロッカーに預けておくもの、2-1:会場に預けておくもの、2-2:山頂に運んでもらうもの、の3パターンに分けて考えるわけだ。輪行用バッグとか私服、お泊りセットなんかは駅のロッカーに預けておく。会場には補給食とか簡単なメンテなら可能なくらいの自転車グッズ(メカニックコーナーが混雑していることもあり得るので)、天候によってはゴール後に着用する必要があるかもしれない防寒具を持っていく。

トータルの荷物を減らすっていうのも大事だけど、大事なレースを悔いなく走れるだけの準備はしたいしねぇ。ここらへんのさじ加減だ。

あとは、ちゃんと練習でも走りに来ようと思った。

今年もとてもいい大会でした。ここまで地元の人達が暖かいレースってあんまないんじゃないのかな、知らんけど。

計測ポイント終了後の眼下に広がる榛名湖の美しさ、そして下山時まで周辺に住んでいる方々が投げかけてくれる声援。その為にこのレースを走っているんだよなってほんと思う。

でも2年連続の処遇に困る参加賞のキャップはいらない。Tシャツ以上にゴミになりやすいんだから、だったらなくていいのだけれどね。

そういえば今年は森本誠さんが走ってた。

さーて次は川崎マリンエンデューロや。まだエントリーしてないけど。あと、赤城のエントリーを明日忘れないようにしないと。