funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

【ロードバイク】「BORAはみんな履いてるからやだ!!」な人にオススメ、フルクラムのSPEED 40C(2018モデル)の試乗をしてきた

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花粉が落ち着いてきて、ようやく外を走れるようになってきた。

そんなタイミングでフルクラムのホイールの試乗会があったので、ずーっと気になっていたSPEED 40Cを試してみた。ほら、BORA ULTRAとかってみんな使ってるじゃん?だからレースを意識したカーボンクリンチャー買うならカンパニョーロはまず最初に候補から外れている。そう、自転車のパーツなんてこういうノリで選ぶのが一番楽しいんだ。

フルクラムが出しているカーボンでディープめなホイール。クリンチャーとチューブラーの2種類が用意されている。

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以前GOKISOの50mmに試乗した時よりも、車体を持ち上げると重さを感じない(っていうかGOKISOが重すぎるんだよな)。登りでどう感じるかはわからないが、そしてそもそも鉄下駄とか鉄下駄よりちょい上のランクのホイールばっか履いているから、これくらいの重さは全く持って問題なかった。

2018モデルからはデザインが変わってしまってちょっと残念だったのだが(2017モデルとかの赤ラベルが気に入っていた)、これはこれで格好いいなと。ちょっと文字が多くて主張し過ぎな気がしたけれども。

SPEED 40C C17をWiggleでチェック

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漕ぎ始め、あまりにスッとペダルを踏み込めてとてつもなく感動したんだが、何のことはない。フロントがインナーになっていたのに気付いてなかっただけだった。

気を取り直して漕ぐ。漕ぎ出しの重さは気にならないし、35km/h〜くらいまでは意識せずに到達している。そこから、平坦だったら45〜50km/hくらいまでそこまで踏み込まずとも速度を上げていくことができた。値段の0がいっこ少ないZONDAで頑張ってぶん回して40km/hちょいなんだから、流石高いホイールですな。機材ドーピングってすげぇ。

踏んだ分がきっちりと速度として反映される。良い機材というのは多分そういうことなのだろう。GOKISOのホイールで比較するならば38mmなのだが、以前試乗する機会があった時に見た目の格好良さで50mmを選択してしまったのが悔やまれる(わけではない、実際)。が、少なくともGOKISOの50mmよりはこっちだな。

本日は風が強かったので横風や向かい風も体験できたのだが、横風にはそこまで困らなかった。いや確か士煽られた瞬間に対応は必要だけれども。向かい風はもうちょい強くならんとわからんかな。

剛性だの反応性はよくわからんが(比較しうるサンプルが無いし)、カーブや下りで怖いと思うことはなかったし、ブレーキはアルミリムに普通のシマノのブレーキシュー使ってるのとそこまで違いは感じなかった。Mavicのエグザリットには敵わないと感じたが、AC3ってやつだっけ? カンパニョーロとフルクラムの2018モデルのブレーキ面の加工が良くなったおかげでカーボンホイールの中ではブレーキ性能がとても良いそうじゃないか。

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他社の似たようなカーボンホイールと乗り比べているわけではないが、多分このレベルにまで来るともう乗り心地の好みとか見た目なんだろうなという気はしている。だいたいさ、このグレードのホイールを明確に違いを理解して特性を引き出して乗りこなせるアマチュアなんていると思うか?って話で。

ちなみに奥様はRACING ZERO CARBON試してたけど↑、中途半端にレーゼロにするならGOKISOの24mmだ、とのこと。ステップアップしていくならいきなり極地に手を伸ばす派のようでした。

SPEED 40C C17をWiggleでチェック

anaaki-gratin.hateblo.jp