funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

自分は会社というものを愛せないし、愛されてもなんとも思わない

2018/2/2

ちょっと大きなリリースが近いのでバタバタしている。なぁに、あとバグ対応のチケットを5〜60消化すればいいだけだが。自分の持分は誰もが見て見ぬふりとか、気付かなかった影響範囲の影響()があるので地味に恐ろしいんだけどね。

こうなってくると既存の仕組みとかコードを空気読まずリファクタするわけにもいかずとにかく完成させることになるわけだが、「ここ、そのうちリファクタするし」が溜まってくると大変なことになる。着地の綺麗さはある程度求めないと、全てはその後に地獄のデスロードにつながっていくから。

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ランチは横浜中華街まで行って、激辛マーボー。景徳鎮の別館の景徳鎮酒家っていう方に行ってみた。本館より辛さが、というか気が狂ったような山椒の量ではなくて楽しく辛いものを食べられる感じ。本館の陳麻婆豆腐みたく、戦い、という認識で食べなくてもいいくらい。

夜は友人の婚姻届の保証人の欄にサイン。

彼にはかつて自分が結婚する時に保証人の欄にサインしてもらったことがある。お互いにどっちサイドの立場にもなれたっていうのが、婚姻届の保証人という今やなんの意味も持たないものであってもなんか嬉しいね。

久々に渋谷の街を歩いたんだけど、いつの間にかニトリがあったりパルコがなくなってたりしていた。渋谷って来なくなったなぁ。昔住んでて愛着もあって、好きも嫌いも含めて池袋はよく遊びに行くんだけども。

具体的に会社を辞めるという方針で生き始めたりしていたら、ドンピシャなタイミングで何個か新しい仕事の話が舞い降りてきた。舞い降りてきたというか、自分のアンテナを新たな仕事という方向にチューニングしていたら引っかかったとも言えるかもしれない。

望んで動いていれば機会は機会で向こうからやって来もするっていうのは、実は己のアンテナのセッティング如何であり、機会なんてものはどこにでも色んなものが色んな形で転がっているのだろう。結局、それを機会と認識(時に誤認識)するのは当人のアンテナのスペックであり、それは日々アップデートはかなり可能であると思われる。もしかしたら自分が今機会が巡ってきていると思っている事柄が、特にわざわざそっちに移る価値はないのかもしれない。機会の認識、機会の評価、永遠の課題だろうな。それでも動かなければいけないわけであるが。

そういえば今日も全体会議で、事業開発の人が「〜〜って新サービスを開発中」って言うような話をしていたんだけど、いったいどこの開発チームが開発しているのだろう。もしかして弊社には誰も知らない第2開発室でもあったりするのだろうか。それか、プロダクト開発ではなく事業開発という立場だと、パートナーとかと打ち合わせや「こういうのこそ欲しいですよね〜」っていう打ち合わせレベルでも開発中という扱いになるのだろうか。

今いる会社の問題点て、あれこれ「スタートアップは朝令暮改だ!!」という免罪符の元、暫定的であれなんの着地点も持てないまま、ユーザーに特に価値をもたらせられないまま「こういうのが必要だ」「これがあれば弊社のビジネスモデルのピースが埋まる」みたいなドタバタを繰り返している所。それはこのラウンドのスタートアップだからだ、そういうもんだって言われたらそうですかとしか言いようがないんだけど。

冷静に「じゃあ2017年に作ったもので、明確にお金が入る制作をしたのか?」って思えば皆無なわけよ。でかい理想(幻想?妄想?)を要件として誰もまとめず、実装するエンジニアたちが作りながら、タバコ吸いながら仕様を決めていく。そんなストレスフルでしかない作業をエンジニアがやっている。朝令暮改だから、週が開けたら色々要求が変わっているし。「色々調査をしたところ、こうやったほうがいい、そう変更して」みたいなのは、「それ、なんで1ヶ月前にやらなかったの?」とツッコミ要素満載、みたいな。

だから、理想のver1.0の3割くらいの機能しか出来ていないまま、資金調達やPRの為に"ver1.0"はリリースされる。それが当初のver1.0になる前に、っていうかなるように人や時間をどうにかするとか無いままに「市場を獲るためにはこの仕組を作ることだぁっ!!」で同じことを繰り返す。勿論、そういう半端な水滴であってもも溜まりに溜まってどこかのタイミングでコップの縁から溢れ出すこともあるだろう。それはそれで正しい。だからそのタイミングまで付き合いたい人は付き合えばいいし、自分のいる会社が上場しましたとかストックオプションでお金はいりましたみたいなのに期待を込める人は残ればいい。

自分は、そこまでここに付き合うと、自分自身の機会損失という数値がかなりでかくなるから無理なんだけどね。

自分は会社というものを愛せないし、愛されてもなんとも思わない。自分が愛したり愛されたりするべきは、会社ではなく家族であり、自分の好きな音楽や自転車やプログラミングである。本当かどうか、自分は就活ってやつをしたことが無いのでわからないのだが、面接で「御社の理念に〜」みたいなことを志望動機として言うのが定番化してるってほんとなの? 確かにウチの会社も新人が入ってきて挨拶してると「面談でお話していただいた社長のお言葉に〜」とかみんな言っちゃってるけど。

anaaki-gratin.hateblo.jp
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