funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

悔いのない選択とそれを積み上げ続けるの背後にあるものは

Rail-Crossing-Road, Snoqualmie.
きっと多分ミーハー魂とノリ。

受験生の頃、理系に進む事を選んだきっかけは、森博嗣のS&Mシリーズだった。

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

大学生の頃に買ったギターはデューセンバーグ。完全に、東京事変群青日和。新しいギター欲しいけど、普通にふぇんだー、とか、ぎぶそん、とかやるのが嫌だったので。

去年の5月から自転車の練習始めたりTIMEのロードバイクに乗り出したのは、たまたま、六本木発世界のTAKAOKAのブログ見かけたから。プロでなくてもこんな面白い世界があるのか!って思って、そっちに行きたくなった。唐突に買って1年半飾ってあった3本ローラーを回し始めた。で、多分これまでの人生で一番自分の体を使ってやってる今は。

自然科学の世界に入れたのは良かった。今の自分の物事の見方を養ったのはこの世界だ。まず”観測”することの大切さ、因果と相関の切り分けや見極めといった当たり前っちゃ当たり前のこと、分析と総合あるいは帰納と演繹といった概念は間違って文系に進んでいたら文系でも身につけないといけないものだけれども、きっとウェーイとかやって終わってた。間違いない、だって理系の博士課程まで行ってウェーイってやってた人間だから←

ギターとか自転車、一生付き合える趣味になった・・・と思う。自分で企画したイベントに友人の友人とか、嫁の舎弟とか、人の輪が広がって音楽好きが集まって音遊びをするようになった。

自転車はとても楽しいぞ。楽しいけど、乗ってる時間のほとんどは苦しいだけだけどな。でも、仕事始めてから今に至るまでの期間で一番体重軽くなったのは、真面目に練習し始めて半年後の去年11月だ。半年で7kg程度リバウンドなしで落ちて、プラマイ1〜2kgで落ち着いている。『大盛り無料』という文字を見ると拒めない性格だが、今のところ問題ない。体脂肪率を1桁にしたくなったら流石に考えないとだな。

あんま選択選択した選択でないね。

でも、例えば今の会社でサラリーマンやってるのは、「あーなんかちょっとベンチャーでサラリーマンやってみっかー」くらいのノリ。

そのノリで走れる時間は終わったようで、それでもまだここにいて何かしようと思えるほどの魅力のある会社ではないので、ボチボチ辞めるカウントダウンタイマーを具体的に回し始めようと思った最近。

ここからどこかに更に進むのであれば持ちネタは増やさんとと思って、安直に機械学習用にPython真面目に勉強し直したり、「Web?jQueryで十分すー」だった去年の今頃の自分が信じられないくらい、何となく流行りに乗ってReact.jsで休日に色々書いてみたり。っていうか去年の1月頃ってあたし多分Javascript書けなかったな。

明確な動機もビジョンも無い、が、ミーハー魂でとりあえず突っ込んで行くと、後から寝坊していた好奇心が暴れ出す。特に最近プログラミング絡みの脳内回路の活性化が半端ない。あれもこれもやりたいし、やってのけられそうだけど、今の職場はトロ過ぎてこの今の自分の速度に対応できないとガチで思えるくらい。

ノリとミーハー魂、趣味も仕事もそうやって築き上げてきたんだけど、楽しいぞまじで。