funny rain, sweet breathing

知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

たかだか900冊程度しかまだないAmazonのPrime Readingの有効活用法

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Lonely Planetをデバイスにダウンロードしてきて旅に出る、これだ。

微妙な新書とか、コミックの1巻だけとか、少ないジャンルの雑誌とか。なんだろう、Prime Musicの最初のタイミングよりもしんどいチョイスなわけだが。これは出版社側の使い方のセンスが問われるなぁとか思ったわけだが。そして個人的にはどうでもいい。ただ、この段階のラインナップであるならば、Lonely Planetシリーズが自分にはツボである。

バックパッカーみたいなスタイルで旅をするのであれば、そのパートナーはLonely Planetシリーズ一択だと思う。地球の歩き方なんて論外。

紙のLonely Planet、ものによっては鈍器レベルの分厚さと重さを誇るガイドブックであり、基本的には白黒なページにびっしりと文字で解説がなされている。文章のセンスもいい。ガイドブックの文章と言うよりも、読み物としても楽しい。宿の情報は書いている人達もその発祥も由来してホステルの情報がメイン。これはバックパッカーの為のガイドブックだ。

地球の歩き方にあるような名所のイラスト図解!!みたいなものは無い(だがそれがいい)。

カラー紙面とカラー写真で紹介や解説されるようなことも無い(だがそれがいい)。

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すんげー広域の地図しか無いカナディアン・ロッキーの中を「多分こっちだよなぁ・・・」とか思いながらそして「日が沈み始めるけど熊出てくるなよな〜、こわいな〜」とか思いながら今夜の宿を探して歩き回る・・・それがLonely Planetと行く旅だ。最高かよ。

何故まだ見ぬ異国の景色を事前に写真やらイラストで詳細に予習させられなあかん。そんなものは不要である。事前にあれもこれもと調べて綿密にルートを引くとか、ごめん、それは平野耕太風に言えば旅行処女(アマチュア)だ。どこかに行けたことも、行けなかったことも合わせて1つの旅だ。「あ、この建物、ガイドブックに載ってたとおりだ!!」なんて驚嘆を味わうのは個人的には屈辱でしか無い。

とりあえず紙版は分厚いし重い。なので荷物削減の敵ではあるし、お腹に入れといたら1度くらいはナイフで切りつけられても平気かもしれないし、口径によるけれど銃弾も防げるかもしれないが、それが1つの小さなデバイスに入ってしまうっていうのはそれはそれで有り難いのかもしれない。電池さえ切れなければな。そこはでも、KindleのPaper Whiteとか電子ペーパーモデルを防水チャックの付いた袋に入れておけば問題ないか。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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紙のLonely Planetを持ち歩く利点のもう一つは、ホステルのレストランでぼけーっとそれを読みながらご飯食べてると他の旅人と会話するきっかけになりやすい。他の国の人に「〜って場所行き方知ってる?」と言われた時に、Lonely Planetなら英語で書かれているから大概情報を共有できる。英語は米英の母国語ではなく、ユニバーサルにコミュニケーションを実現するツールだからね。自分がバックパッカーとしてフラフラしてる時にこれが出来なかった国の人間は日本人と韓国人くらいだ。だからとても良い旅先のコミュニケーションツールとなる。

この利点に関してデジタルになった場合にはどうなんだろっていうのはやってみないとわからないけどね。

Lonely Planet New York City

Lonely Planet New York City

Lonely Planet India (Travel Guide)

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