大英自然史博物館展@国立科学博物館と、ブリューゲル「バベルの塔」展@東京都美術館
これは(多分)最終日に行ったんだけど、最終日(多分)だし週末出しでとっても混雑。ミュシャ展ほどではなかったなしかし。
「もっと他の場所でもやればいいのに」と思ったのは、この展示は入場を整理券で管理していたこと。入場券を提示すると、"何時何分〜何時何分の入場枠"って書かれた整理券を渡されるんだけど、だから入場のやたら長い待機列は生まれない。待っている側もその場で立ち尽くして待っている時間がとても短くなるのでありがたいシステムだなと思った。
これ、展示期間中ずっと例えばJoJo展みたいに"何月何日何時の枠"っていうのをやってしまうと、入場者数のトータルは多分減ってしまうし週末のチケット争奪戦が鬼になったりするからなぁ。
生き物っていうのは面白い。
進化って考えると脳汁溢れかえってくる。
そしてバベルの塔展。
“Babel"っていう単語は、フロントエンドエンジニアっていうホームページ屋さんの成れの果てな肩書で仕事をしていると、個人的には忌むべき単語だが。いや、むしろWebpackかな。どうでもいいや。
キリスト教色が抜群に強い宗教画ではなくとも、なんていうかこの時代に悪魔は存在したんだなぁとか思った。"全部妖怪のせいだ"に通じる何かかもしれない。
悪魔というか、異質なる存在というか。
そういう"人でない存在"が確かにいて、その捉えられ方は現代人のそれとはまた違ったものなのだろうな。良いも悪いもなく。
大友克洋さんの作品も展示されていたんだけど、これが置かれている位置が最悪。
入場待機列の脇で、通過しながらぱっとしか見ることができない。人が流れていっているから。