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知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

ファンへの大感謝祭的なお祭り作品、弱虫ペダルの劇場版を観てきた

yowapeda-movie.com

そろそろ公開終了な気がして、「まあ、色々とあれだけど、面白かったよ」という周りの感想を聞いて観てきた。

TV版の弱虫ペダルAmazonのプライムビデオ対象だったのでそのうち観てみようかなとは思っている。・・・うちにコミックスは全巻あるんですけどね。嫁がある日突然大人買いした関係で。

で、劇場版。原作者の渡辺航氏の書き下ろしということで、そこに関して不安は無かった。

タイトルにも書いたけど、内容はあんな感じ。そこからストーリーが続く/始まるとかではないし、TV版の総集編でもないし、原作で一番知名度の高いキャラたちが揃っていて後から話を入れ込んでも原作に破綻が起きない辺りを作品にしている。で、ファンへの感謝祭的なお祭り映画として仕上がった、そんな感じ(悪い意味では言ってないよ)。

知らない人に弱虫ペダルを読ませようと思ったら、僕は「とりあえず1回めのインターハイが終わる27巻(だっけ?)くらいまで読め」と言っている。どハマりしたとか、自転車好きとか、マンガ好きとかそういうのでなければとりあえずここまででいいと思っているから。だいたい弱虫ペダルの面白い要素はここまでで全部出てきている。これ以降は、個人的には手嶋君の活躍くらいしか楽しみがない。

映画のストーリーはこの、1回めのインターハイの直後に設定されていて、物語の大きな山場を越えた後のタイミングに挟んできた祭ッて感じ。で、最後は人気キャラである巻島と東堂の対決で(学校対学校ではなく)締める。各キャラの必殺技とか対決なんかのおさらい的なシーンで個々のキャラにはスポットライトを当てている。御堂筋君が出なかったのは、彼を出すと、それだけで尺をもう30分くらいは取らないといけなくなってしまうからだと勝手に思っている。

個人的には、やっぱりレースのシーン成分がもっと多かったらなぁと思っている。弱虫ペダルを映像で見たのは初めてだったんだけど、「ああ、こうやってあの作品のレース部分を動かすのかぁ」って関心したし、とてもワクワクしたから。

あと、ヒメヒメと和太鼓のコラボはズルいわ・・・爆笑してしまったがな、上映中に。