funny rain, sweet breathing

なんてったって社会不適合者物語

英語上達にフレーズ集の購入と暗記は必要ないけれど、もしかしたら大切になるフレーズ集について

とっさのフレーズ集とか、日常英会話のフレーズ集みたいな本て色々出ている。自分も人生で3冊くらい買った記憶がある。

「フレーズを覚えるのが英会話力アップのコツ!!」っていう話はよく聞くし読むんだけど、実は自分の場合は上記フレーズ集を3冊くらい買って多分合計で10ページも読まなかった気がする。

でも、困ったことは無い。

買ったフレーズ集は捨てたが、今でも手元に残っている自作のフレーズ集がある。

それを使って覚えたというよりは、英語ができるようになった積み上げの記録がマイフレーズ集として残った。その中のフレーズをしかし暗記したことはないけれども。

そもそもにフレーズ集ってさ、確かに色んなシチュエーション向けに凄く簡単で短いまとまってて便利そうなんだけど、"そのフレーズが使えるように現実の世界で会話は進むのか?"という当たり前の点で弱い。自分が覚えたフレーズで返せるような話の展開になるのがいったいどれ程あるのかは疑問だし(無いと思う、経験的に)、あと超片言あるいは超不自然なイントネーションで強引に覚えたフレーズを口にしたって、「Sorry?」って聞き返されんぞマジで。そして、会話のキャッチボールが続けば続くほど、「これだけ覚えたら大丈夫!!」と謳うフレーズ集の中から切れるカードが無くなっていくのは目に見えている。

とかまぁ、その辺の話をしたって意味が無いので、では自分で作るフレーズ集とはって話なんだけど。

例えば好きな海外ドラマを観ていて、印象に残ったセリフ・前後のセリフ・そのシーンの一言説明(in English)とかそういうセットで書き留める。海外旅行や留学に行く機会等あったら、電車で・学校で・レストランで耳に入ってくる色々な会話を同じように書き留める。こうやって自分で現実からフレーズを切り取って蓄積していく。

あとは、実際にネイティブと話す機会があったら「こういうシチュエーションでこういう言い方ってする?」とか聞いて、そこから得られた情報も追加していく。

自分は持ち運びしやすいようにA5のノートを使っていたんだけれど、気楽に1日5ページ分くらいづつためていってたと思う。

この作業を通して、
・周りの会話を盗み聞きして「これは」というものをピックアップするためのリスニング力
・それを書き記すディクテーション力と、状況説明を書くライティング力(とまではいかないが)
が自然と鍛えられていく。

このストックが増えていくと、状況別とかで分類ができるようになる。この分類したものを眺めていれば、Aと言われた時にB、B'、C・・・等色々な切り返しとその後の展開みたいなのが見えてくるはずだ。じゃあなんでそういう違いが出てくるのか?とかを、フレーズと一緒にメモした状況説明とかを参考に考えてみると、ちょっと深みが出てくる。そうやって考えたこともどんどんメモ書きとして追加していく(英語で)。

この作業をやるときは是非ともブツブツ呟きながらやろう。

あと、暗記しようなんて思わなくていい。

こういう作業を続けていると、何となくだけど記憶に残るし、それで十分。
そういう何となくが積み重なることで、意外と口から出せる英語が増えていくから。

日本人の英語 (岩波新書)

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