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funny rain, sweet breathing

なんてったって社会不適合者物語

時間つぶし端末スマホではSNSよりもゲームよりも電子書籍、消費される文章を超えたコンテンツもあるよ

文字をひたすら追うには向いていないiPhone5Kindleアプリを入れている。

電車での移動中とかにたまーに読む。

本当はiPad miniとかAirを買って電子書籍専用端末としたいんだけどお金がないし、自炊とかも始めたら色々キリが無いので、その手の衝動は抑えることにしている。

電子書籍っていうのがもっと普及したり、アクセスやコンテンツの幅が広がる事は大いにウェルカムだと思っている。まだ紙上にあったものがそのまま液晶の光の中に移されただけっていう感じだけれども。

一方で、自分はかなり紙の本は好きである。

紙に触れてページをめくるという動作、その日一日行動を共にする一冊を選ぶという意思決定、自在なページ移動あるいは該当ページを求めての彷徨い・・・そういった電子書籍では決して実現できない無形の価値。

そういう価値が好きなので、電子書籍の利点を見つめつつも自分なりの線引きはしている。

基準は多分、”ただ消費するだけの文章か否か”っていうのがでかいと思う。

ちょっと話題になっている本で、一度くらい目を通してみようかなと思うものなんかはKindleで読んでいる。例えばホリエモンのゼロなんかはまさにそう。彼女の家に向かう電車の40分くらいの時間つぶしとしてダウンロードして、その電車内でだけ読んで、以降二度と開いたことはない。それくらいの価値の内容だったし、ティッシュや爪楊枝のように消費される文章だったと思う。

ところが最近、少し別傾向の本を電子書籍として読むようになった。

角川ミニッツブックとか、その手の本当に数十分で読める電子書籍のみで販売されているものを読むようになったのだ。

値段も300円程度で、ちょっと無駄にお菓子を買ったりするのをやめたり、無駄にタバコの本数吸ったりしない代わりに買おうという気になる。

今まで読んだのはモーリー・ロバートソン氏と富野由悠季監督のもの。

モーリー・ロバートソン氏のものはかつて池袋のライブハウスでやっていたセミナー内容をまとめたもので、富野由悠季監督の方はかつてメルマガとして出ていたものをまとめたもの。

普通の本にしたらちょっと売れるのかな・・・みたいなコンテンツの度合いでも、こういうスタイルで売るといい感じにコンテンツの再活用ができるのだろうな。

内容は非常にライトだし、すぐに読めてしまうものだけれど、この両氏のものに限って言えば、小粒でもピリリと辛い系の内容であり満足度は非常に高い。

次は友人に勧められて高城剛の白本を読み始めた。

白本

白本

これもかつて氏のメルマガでQ&Aコーナーとして書かれていたものをまとめたもののようだ。

ただのQ&Aみたいなものを紙の書籍で・・・となると森博嗣氏の『臨機応答・変問自在』くらいの濃度が必要だと思うし、それはなかなか誰もができることではないからね。

とはいっても、別にメルマガを購読する気はないけれど、ちょっと中身に触れてみたいとかには非常に向いていると思うし、見事にその作戦にはまってしまったかなと思っている。モーリー氏とか富野監督には並べないけどね。

こういう小粒でもインパクトある系って、電子書籍としてもっと出たら面白いよね。

FaceBookの見たくもない意識高い系投稿みせつけられたり、本当になんのカタルシスも達成感もないスマホゲームをやるよりも、有意義な時間潰しだし、場合によっては時間つぶし以上の価値がある。