funny rain, sweet breathing

なんてったって社会不適合者物語

戦略コンサルの市場は、自立した意思無きあなたが開拓する

戦略コンサルという仕事をバカにしているわけではないです、とまずは予防線を張って。

戦略コンサルというお仕事がここまで流行ったり、もてはやされたりするようになったのはいつからだろうか? 今では様々な亜種のコンサルが生まれていて、名乗ったもの勝ちという雰囲気があるような気もする。

戦略コンサルが何をやるか?
色々端折って言えば、膨大な知識と情報を駆使した分析、それを元にした目指すべきゴールの設定だ(高額で)。

つまり「あなたはこうするべき。」というのを、本来決めるべきあなた自身に代わってやってくれているのだ。
あなたっていうか会社だけれども、戦略コンサルの人達が個人で発信をしたりメンタリングをしていることは良くあるので、影響の範囲は個人にも及んでいると思っている。

さて、タイトルでは戦略コンサルという言葉を使ったが、これ以降はあまり関係がない。
コンサルは、例えばマッキンゼーさんなんかは凄いなと心から思っている。
「マッキンゼー 世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密」

でも今回に関しては、あくまでも"他者に代わってゴール設定を強烈にする存在"の例え(?)として出してみただけだったりする。

僕がいつも疑問に思っていることは、「何を目指すか」ということを他人に委ねていいのか?ということだ。
「自分は〜〜がしたい」というビジョンと言うか、活動の完成形を意識しなさ過ぎなんじゃないか。そんなおオッサン的なおせっかい心を、20代にして同世代に対して抱いてしまった。最近後輩で「何をしたいのかわからない」っていう人達が多いから。

とはいえ、「どこの大学に入るの?」「どの会社に入るの?」しか周りから問われない20年間を過ごしてしまっていたら、自分が何をしたいのかを本当の意味で考えるということを知らないのだから、当人たちを責めても仕方が無いんじゃないかと思っている。こんな言い方はしたくないが、教育とか親の思想という結構深い部分で色々と問題があるはずなのだ。

目的と手段の混同と思考停止。

学校に入ること、会社に入ることは(僕の中では)何かを成し遂げるための手段にしかならない。
そういった"手段"を取ることで思考が止まってしまい、本当はもっとその先にあって更には言葉にするのが難しい"目的"まで考えられない人って多いんじゃないかな。手段を取った時点で満足しちゃう、とか。

「自分は〜をしたい」を人に伝わるように言語化するのはとても大変だし、難しい。

個人レベルでのこういった状況が、やがては組織やそのトップにも蔓延して戦略コンサルが流行るし、皆さん高額で依頼しちゃうんじゃないかと悪しき妄想が止まらなくなる。何がしたいのか、何をしたらいいのかが自分でわからないので、何をやるにしても最もコアとなる部分を他者に委ねる。どんだけ自分の意思がないねん!?と。

どこの会社に入るか?どこの大学に入るか?じゃなくて、何をやりたいのか?を言葉にする訓練て、子供も大人ももっとやったほうが良いんじゃないかな。人に聞くなら、自分の設定した目標に対して最短でアプローチできる手法は無いか?とか、その進捗を第3者として見守ってもらえないか?とかにして。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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