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知ってるか?世の中って思った通りにしかならないんだぜ?

愛する人と、いつまでも一緒にいるための7つの秘訣

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公園や海岸で仲睦まじい老齢のカップルを見たことはないだろうか?

「何十年後かに、自分達も」

そう思う人が大勢いる一方で、例えばアメリカでは離婚率は50%以上だ。

ここでは心理学的な研究をもとにまとめられた、パートナーといつまでも素敵な関係を続けるための7つの秘訣を紹介しよう。

  1. パートナーへの信頼
  2. 相性にまつわる親密さの4つの軸
  3. パートナーを前にして現れるあなたの顔
  4. 相手を尊重しているか、落としているか
  5. 衝突との向き合い方
  6. 外部要因による危機の乗り越え方
  7. 金銭感覚の一致

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1.パートナーへの信頼

信頼こそが関係を長続きさせる最大の要因である。以下の質問への答えを考えてみよう。

  • あなたのパートナーは頼れる存在か?
  • あなたのパートナーは重大な約束を守っているか?
  • あなたのパートナーがあなたの人生にインパクトを与えたか?
  • あなたのパートナーにとってあなたもそうであるか?

2.相性にまつわる親密さの4つの軸

特別な相手と親密に繋がっていると感じる4つの視点がある。
(1)肉体
抱擁やキス、愛撫、寄り添うなど肉体的な愛情表現のこと。肉体的というと性交渉も含むが、必ずしも不可欠なわけではない。他の関係が正常であれば、病気や加齢などで性機能が失われても肉体的な親密さは一生涯続くことだってある。

(2)感情
愛情をうまく表現したり伝えたり確かめたりする能力と、相手が同じ事をした時にそれに応えられる能力のことだ。

(3)知性
特に同じくらいの知性を持つ相手と一緒に議論をしたり何かを頑張ったりして強いつながりを感じた時、脳は非常に魅力的でセクシーになる。

(4)共有
経験を共有することによるポジティブな記憶。一緒に遊びに行ったり、料理をしたり、旅行をしたり・・・。何をしたかは問題ではなく、二人の人間が共に影響を与え合えるような繋がりができたのかが重要。

3.パートナーを前にして現れるあなたの顔

友達ならば何か自分の一面を出せばそれでいいのだろうが、恋人に対してはどうだろう?

  • 恋人といるとき、自分の良い面が出ているか?
  • あるいは悪い面が出てきているか?
  • もし両方だとしたらどんな時にどちらの側が出てくる?
  • そもそも恋人と向かい合っている時の自分が好き?

これらの質問に正直に答えることができるならば、健全で幸せな関係を長く続けるための鍵が見つけられるだろう。

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4.相手を尊重しているか、落としているか

離婚を予想する最大の判断材料は、片方あるいは両者が関係を軽蔑しているかどうかだ。

軽蔑は相手の価値に対するネガティブな判断や批判、皮肉などに現れてくる。"人に厳しく、問題そのものに甘く"なってしまうのだ。コミュニケーションがうまい人は、どうやって人と問題を切り分けるのかを承知している。それが出来ない人は、相手へ人格攻撃をしてしまう。

駄目な例 : 「本当にバカだな、お前は!」
良い例 : 「君は賢いのだけど、今朝の行動はいただけないよ。」

駄目な例 : 「お前家事を全然しないんだな。この役立たず!」
良い例 : 「そういえば今週は家事をしなかったね。」

駄目な例 : 「いつも君は僕のことを後回しにするんだな。わかってんの?」
良い例 : 「今色々なことで一杯一杯なのはわかっている。だからこそ今夜は一緒にどこか行かないか?」

5.衝突との向き合い方

いつまでたっても喧嘩が無くならないのが普通だし、それが一緒にいることの一つの意味である。喧嘩が必ずしも関係を悪化させるわけではない。ポイントは衝突をどう乗り越えようとするかだ。

うまくいくカップルというのは、相手への攻撃よりも問題解決に力点を置く。たとえ怒っていたとしても、同時にお互いが凹みながらも近くにいられる方法を考える。一旦問題が解決されれば、このようなカップルはお互いを許し、喧嘩のことを忘れる。最も重要な点は、うまくいくカップルというのは人と人が関わることの難しさを通して何かを学び、成長できるカップルということだ。

6.外部要因による危機の乗り越え方

全てのカップルに言えることだが、彼らはみんな旅の途中である。我慢強くうまくいっている関係の特徴は、艱難辛苦に対してパートナーが共に立ち向かっていけるかどうかだ。辛い時に二人の人間がお互いの背中を預けられるかどうかが指針になる。

7.金銭感覚の一致

多くの研究で明らかになっていることは、金銭感覚の違いはカウンセリングを受けようとする理由の中でもトップクラスであり、離婚の原因としてもそうであるということだ。

パートナーとともに、現実的な家計を話し合ったり、金銭的な不満に敏感になったり、問題があるのならば早めに議論すること。もし必要ならば外部に相談するのがキーである。

(7 Keys to Long-Term Relationship Success/Psychology Todayより抄訳)